STAAD.Pro Help

TR.45 力エンベロープの出力

このコマンドは、フレームメンバーの力/モーメントエンベロープを計算し、出力するために使用されます。このコマンドは、有限要素には使用できません。

一般的な書式

PRINT { FORCE | MAXFORCE } ENVELOPE (NSECTION i) list-spec
list-spec = { LIST memb-list | (ALL) }

説明

指定項目:

Parameter説明
NSECTION i 最大と最小の力エンベロープの出力で考慮する等間隔に並んだ断面の数。iは96までの整数ですが、12未満にすることはお勧めしません。NSECTION iコマンドが省略されると、iは、デフォルトの12になります。

MAXFORCEコマンドは、すべての断面の中の最大/最小力の値を生成し、一方、FORCEコマンドは、すべての断面の中の最大/最小力の値だけでなく、各断面における最大/最小の値も出力します。力の成分は、FY、MZ、FZ、およびMYを含みます。SECTIONコマンド(「TR.40 荷重エンベロープ」を参照)は、力エンベロープの断面の数を定義しません。力の値の符号の規則は、「G.18 Member End Forces」を参照してください。

注記: これは2次的な解析コマンドであり、解析の設定後に使用される必要があります。

PRINT FORCE ENV
PRINT MAXF ENV NSE 24
PRINT FORCE ENV NSE 24 LIST 3 TO 15