TR.20 メンバー特性の設定
このコマンドのセットは、フレームメンバーの断面特性を設定する際に使用可能です。
組み込み特性テーブルより設定される特性
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標準的な鋼材(熱間圧延)用の一般的な書式:
MEMBER PROPERTIES { AMERICAN | APLAPOLLOTUBE | AUSTRALIAN | BRAZILIAN | BRITISH | CANADIAN | CHINESE | DUTCH | EUROPEAN | FRENCH | GERMAN | INDIAN | JAPANESE | JINDAL | KOREAN | MEXICAN | RUSSIAN | SAFRICAN | SPANISH | STOASCHM | TATASTRUCTURA | VENEZUELAN }
member-list { TABLE type-spec section-name-in-table (additional-spec) | ASSIGN profile-spec }
AMERICAN、BRITISH、EUROPEANなどのオプションは、適切な鋼材テーブルから特性を読み取るようにプログラムに指示します。デフォルトは、プログラムが使用される国に依存します。
- type-specとadditional-specについては、「TR.20.1 鋼材テーブルからの特性の割り当て」を参照してください。
- ASSIGN profile-specについては、「TR.20.5 プロフィール割り当ての設定」を参照してください。
- 上記リストに名前の挙がっている国用に採用可能な断面タイプについての情報が記載されています。
- 例については、「TR.20.6 メンバー特性の設定例」を参照してください。
MEMBER PROPERTYコマンドは、最後の行以外のすべての行を、スペースとハイフン(-)で終わることにより、複数行に延長することが可能です。
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冷間成形鋼材用の一般的な書式:
MEMBER PROPERTIES { BUTLER | COLD AMERICAN | COLD AUSTRAILIAN | COLD BRITISH | COLD EUROPEAN | COLD INDIAN | COLD JAPANESE | COLD RUSSIAN | KINGSPAN | LYSAGHT | RCECO }
member-list TABLE ST section-name-in-table
「D. Design Codes」には、上記リストに名前の挙がっている国用に採用可能な断面タイプについての情報が記載されています。
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鋼ジョイスト用の一般的な書式:
MEMBER PROPERTIES SJIJOIST
member-list TABLE ST section-name-in-table
「G.6.6 Steel Joist and Joist Girders」には、Steel Joist Instituteのテーブルから採用可能なはりのタイプに関する情報が記載されています。
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アルミニウム用の一般的な書式:
MEMBER PROPERTIES ALUMINUM
member-list TABLE ST section-name-in-table
「 D1.H. American Codes - Aluminum Design per 1994 ADM 」には、上記リストのアルミニウムテーブルから採用可能な断面タイプの情報が記載されています。
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木材用の一般的な書式:
MEMBER PROPERTIES { AITC | TIMBER CANADIAN }
member-list TABLE ST section-name-in-table
「 D1.H. American Codes - Aluminum Design per 1994 ADM 」には、上記リスト用に採用可能な断面タイプに関する情報が記載されています。
組み込み特性テーブルから設定されない特性
MEMBER PROPERTIES
member-list { PRISMATIC property-spec | TAPERED argument-list | UPTABLE i1section-name }
- PRISMATIC特性の設定については、「TR.20.2 角形特性の設定」を参照してください。
- TAPEREDメンバーの設定については、「 TR.20.3 テーパー付きメンバーの設定」を参照してください。
- UPTABLEによる設定については、「TR.20.4 ユーザー提供テーブルによる特性の設定」を参照してください。
- 例については、「TR.20.6 メンバー特性の設定例」を参照してください。
MEMBER PROPERTYコマンドは、最後の行以外のすべての行を、スペースとハイフン(-)で終わることにより、複数行に延長することが可能です。