AISC 360 Direct解析で使用されるメンバーパラメータを定義するには、次の手順に従います。
注記: 鉄筋の降伏強度は
材質定義から取得されます。メンバーの材質定義が与えられていない場合、既定値の
Fy = 36 ksiが使用されます。
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「荷重」リボンタブで、「荷重系を定義」グループの「Direct解析」ツールを選択します。
「新規荷重項目を作成」ダイアログが開きます。
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初期のτb値を指定します。
曲げ剛性が構造の横剛性に寄与すると考えられるメンバーは、0.8×τbで低減される曲げ剛性(EI)となります。
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「FLEXパラメータ」タブを選択します。
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「FLEX」の値を入力します。
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「追加」をクリックします。
- (オプション)
構造の横剛性に寄与する軸メンバーを特定します。
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「AXIALパラメータ」タブを選択します。
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「追加」をクリックします。
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「閉じる」をクリックします。
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「荷重&定義」ダイアログで、グループの順に展開します。
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リストされた各FLEXパラメータとAXIALパラメータを、モデル内の対応するメンバーに割り当てます。
Direct解析を行うには、Notional荷重を含む1つ以上の荷重ケースをモデルに追加する必要があります。