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M.ヒンジを手動で定義して割り当てるには

手動でパラメータを定義し、ヒンジを割り当てるには、次のオプションの手順を使用します。

注記: プッシュオーバー解析で、すべてのメンバーに組み込みのFEMAヒンジ特性が使用される場合、次を実行します。
  1. 「荷重」リボンタブで、「荷重系を定義」グループの「プッシュオーバー」ツールを選択します。 「新規定義/荷重ケース/荷重項目を作成」ダイアログボックスが開き、「プッシュオーバー」タブのみが表示されます。
  2. 「ヒンジ特性を定義」タブを選択します。
  3. 「ヒンジタイプ」を選択します。 タイプ「FEMA」または「無視する」は、追加のパラメータを必要としません。
  4. (オプション) ユーザー定義ヒンジタイプのみの場合
    1. 既存の「タイプID」を選択するか、「新しいタイプ」を選択して新しいヒンジタイプを定義します。
    2. 「タイプ識別名」に一意の整数を指定します。
    3. 点C、D、およびEの座標値を「荷重変形カーブ点」に指定し、IO、LS、およびCPの値を「承認基準」に指定します。 これらの値は、FEMA 356の表5-6および5-7を使用して決定することができます。
    4. 「降伏モーメント(YM)」「降伏回転角(YR)」の値を指定します。 これらの値は、FEMA 365のセクション5.5.2.2.2に従って計算されます(「G.17.4.1.6 Frame element hinge properties」を参照)。
  5. 「追加」をクリックします。
  6. 他のパラメータを追加したら、「閉じる」をクリックします。 ヒンジタイプのエントリは、「定義」 > 「プッシュオーバー定義」セクションの「荷重&定義」ダイアログに追加されます。
  7. ヒンジタイプの1つを選択し、「割り当て」をクリックします。
    注記: 「荷重&定義」ダイアログでさまざまな割り当て方法を使用する場合は、グラフィック環境のヘルプを参照してください。