STAAD.Pro Help

A. 非線形ケーブル解析を指定するには

STAAD.Proで高度な機能を使った非線形ケーブル解析を指定するには、次の手順に従います。

非線形ケーブルの設定では少なくとも1つのメンバーを指定する必要があります。
注記: アドバンスドケーブル解析の機能を使用するには、STAAD.Pro Advancedライセンスが必要です。

非線形ケーブル解析に使用できる主荷重ケースは1つだけです。解析する追加の主荷重ケースごとに、新しい非線形ケーブル解析でCHANGEコマンドを使用する必要があります。

  1. 次のどちらかを行います。

    「解析」ページを選択する

    または

    「解析と設計」リボンタブで、「解析データ」グループの「解析コマンド」ツールを選択する

    「解析/印刷コマンド」ダイアログが開きます。
  2. 「ケーブル解析を実行」タブを選択します。
  3. 「アドバンスドケーブル解析」オプションを選択します。
  4. (オプション) 必要に応じ、「修正ニュートンラプソン法を使用」「幾何剛性(Kg)を考慮」のオプションを設定します。
  5. (オプション) 必要に応じ、「ステップ」「Eq-繰り返し」、および「Eq-許容値」フィールドに値を入力します。 設定されない場合はそれぞれ仮の値をデフォルト値とします。
  6. 使用する印刷オプションを選択します。
  7. 「追加」をクリックします。 アドバンスドケーブル解析コマンドが入力ファイルに追加されます。

非線形ケーブル解析を使用して追加の荷重ケースを解析するには、Changeコマンドを追加して新規の主荷重ケースを作成します。次に、この手順を繰り返して、別の非線形ケーブル解析を指定します。

ヒント: 解析結果の「解析/印刷コマンド」ダイアログで、非線形ケーブル解析のケーブルサグ値を出力ファイルに追加することを選択できます。