STAAD.Pro Help

TR.31 荷重系の定義

本節では、移動荷重、UBC地震荷重、および風荷重の自動生成用にさまざまな荷重系を定義する際に必要となる設定について述べます。さらに、本節では、時刻歴解析用に時刻歴荷重の設定についても述べます。

STAAD.Proは、構造物に作用する移動荷重、横方向地震荷重、および風荷重を生成するアルゴリズムを備えています。この荷重生成機能の使用は、2つの部分からなります。
  1. 荷重系の定義

  2. 事前に定義された荷重系を使用した主荷重ケースの生成

荷重系の定義は、すべての主荷重ケースの設定の前に与えられる必要があります。本節では、荷重系の定義について述べます。定義された荷重系を使用した主荷重ケースの生成に関する情報は、「TR.32.12 荷重の生成」にあります。

注記: UBC荷重は、傾斜サポートの方向、または依存ジョイントの方向において、荷重効果を十分に考慮しません。これらの位置に荷重を作用させると、通常、わずかなエラーを生じます。