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「V8として保存オプション」ダイアログボックスの「再マップ」タブ

ファイルをV8ファイルに保存するときの、要素のパラメータ(画層、線属性、フォント、セル名など)が異なる値に再マップされる際の動作を制御します。たとえば、アクティブファイルの画層24の要素を、V8ファイルの"注釈"画層に再マップすることができます。

要素パラメータを再マップするには、再マップテーブルを使用します。このテーブルは、スプレッドシートプログラムに組み込まれたマクロにより生成されるCSV(カンマ区切り値)ファイルに保存されます。

「V8として保存オプション」ダイアログボックスの「再マップ」タブを使用すると、Microsoft Excelスプレッドシートプログラムを使って再マップテーブルを作成したり編集したりすることができます。また、ファイルの保存時に再マップテーブルのどのセクションを使用するかを制御することもできます。



「V8として保存オプション」の「再マップ」タブ

再マップの詳細については、「他のファイルフォーマットへのデータの再マップ」を参照してください。

設定説明
CSVファイル 要素パラメータの再マップに使用されるCSV(カンマ区切り値)ファイルを表示します。
CSV再マップファイルを参照 「再マップCSVファイルを選択」ダイアログボックスが開きます。ここから、使用するCSVファイルを選択することができます。このダイアログボックスのコントロールは、「開く」ダイアログボックスのコントロールと似ています。
CSV再マップファイルを編集 選択したCSV再マップファイルを、Microsoft Excelのスプレッドシートとして開きます。再マップファイルには、再マップ可能なパラメータの各タイプ(画層、色、線幅、線種、フォント、セル名)に対応するワークシートが含まれています。各ワークシートは、CSVファイルのセクションを表しています。

スプレッドシートを編集するには、該当するワークシート(「Colors」など)を選択します。ワークシートの最初の列で(「Color」など)、再マップの対象となる値を入力または編集します。同じ行で、V8の出力列に新しい値を入力または編集します(「V8OutputColor」など)。

スプレッドシートの使用法の詳細については、「再マップ修飾子の使用」を参照してください。

CSV再マップファイルを作成 「再マップCSVファイルを作成」ダイアログボックスが開きます。ここから、新規CSV再マップファイルの名前を入力することができます。このコントロールは、「名前を付けて保存」ダイアログボックスのコントロールと同様です。

「OK」をクリックすると、新しいCSV再マップファイルが、Microsoft Excelのスプレッドシートとして開きます。再マップファイルには、再マップ可能なパラメータの各タイプ(画層、色、線幅、線種、フォント、セル名)に対応するワークシートが含まれています。各ワークシートは、CSVファイルのセクションを表しています。

スプレッドシートにデータを入力するには、該当するワークシート(「Colors」など)を選択します。ワークシートの最初の列に(「Colors」など)、再マップの対象となる値を入力します。同じ行で、V8の出力列に新しい値を入力します(「V8OutputColor」など)。

画層マップを適用 オンの場合は、開いているファイルをV8ファイルに保存するときに、CSV再マップファイルからの画層マッピングを適用します。このチェックボックスは、CSVファイルの「Levels」セクションにデータが存在しない場合は無効です。
フォントマップを適用 オンの場合は、開いているファイルをV8ファイルに保存するときに、CSV再マップファイルからのフォントマッピングを適用します。このチェックボックスは、CSVファイルの「Fonts」セクションにデータが存在しない場合は無効です。
線種マップを適用 オンの場合は、開いているファイルをV8ファイルに保存するときに、CSV再マップファイルからの線種マッピングを適用します。このチェックボックスは、CSVファイルの「LineStyles」セクションにデータが存在しない場合は無効です。
色マップを適用 オンの場合は、開いているファイルをV8ファイルに保存するときに、CSV再マップファイルからの色マッピングを適用します。このチェックボックスは、CSVファイルの「Colors」セクションにデータが存在しない場合は無効です。
線幅マップを適用 オンの場合は、開いているファイルをV8ファイルに保存するときに、CSV再マップファイルからの線幅マッピングを適用します。このチェックボックスは、CSVファイルの「Weights」セクションにデータが存在しない場合は無効です。