MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「名前を付けて保存」ダイアログボックス

デザインファイルのコピーを別名で、別のディレクトリに、別のディスクに、または、別のファイルフォーマットで保存するために使用します。別名のみを選択した場合、コピーがアクティブなデザインファイルとなります。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「ファイル」 > 「名前を付けて保存」


キー入力: BACKUP [ file_specification ] キー入力: DIALOG SAVEAS
注記: BACKUPキー入力コマンドを使用すると、開いているDGNファイルのバックアップコピーを、ファイル指定として入力されたディレクトリに保存することができます。ファイル指定が含まれていない場合、BAKファイルはMS_BACKUPで指定されたディレクトリに保存されます。
設定説明
保存する場所 現在のディレクトリのパスが表示されます。
リストボックス ディレクトリにある既存ファイルの名前がリスト表示されます。

使用するシステムに応じて、ファイル名として認められる文字数が異なります。システムによっては、大文字と小文字を区別するものと、区別しないものがあります。システム間での互換性を考慮するのであれば、ファイル名は8文字以内(半角の場合)にして、大文字か小文字に統一することをお勧めします。

DGN以外の拡張子を持つデザインファイルをDWGに保存する場合、MicroStation PowerDraftは、同じ名前を持ち拡張子が異なるデザインファイルと区別するために、出力ファイル名に拡張子を自動的に追加します。たとえば、sample.s01というファイルがDWGに保存されると、出力ファイルには、sample_s01.DWGという名前が付けられます。

以前のバージョンでは、この命名規則は複数のファイルが同じディレクトリにある場合のみ使用されていました。たとえば、ディレクトリにsample.s01とsample.s02ファイルの両方がある場合、出力ファイル名に拡張子が追加されます(sample_s01.dwgとsample_s02.dwg)。重複するファイルがディレクトリに存在しない場合、拡張子は出力ファイル名に追加されません。たとえば、ディレクトリにsample.s02というファイルのみがある場合は、このファイルはsample.dwgに保存されます。この命名規則を使用するには、構成変数MS_DWGOMITUNIQUEEXTENSIONを設定します。

ファイル名 保存するデザインファイルの名前を設定します。
ファイルの種類 ファイルフォーマットのタイプを設定します。アクティブなファイルがオーバーレイファイルである場合、名前を付けて保存オプションはオーバーレイファイル(*.overlay.dgn)に設定され、変更することはできません。アクティブなファイルがDGNLibファイルである場合、このオプションはDGNライブラリファイル(*.dgnlib)に設定され、変更することはできません。開いているデザインファイルが、このフォーマットで保存されます。
  • MicroStation PowerDraft V8 DGNファイル(".dgn")は".dgn"として保存されます。
  • MicroStation PowerDraft V7 DGNファイル(".dgn")は".dgn"として保存されます。
  • AutoCAD図面ファイル(".dwg")は".dwg"として保存されます。
  • AutoCAD DXFファイル(".dxf")は".dxf"として保存されます。
  • DGNライブラリファイル(".dgnlib.")は".dgnlib"として保存されます。
  • 朱入れファイル(".rdl")は".rdl"として保存されます。
DWGSAVE DIALOG OPEN
ディレクトリ>構成変数を選択 「構成変数を選択」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで変数定義が別のディレクトリを指している構成変数を選択することにより、リストボックスに一覧表示されるファイルのディレクトリを変更できます。


  • リストボックス - パスおよびディレクトリ構成変数を選択するための一覧が表示されます。
  • OK - 選択した構成変数を承認して、ダイアログボックスを閉じます。「ファイル」リストボックスに表示されているファイルのディレクトリは、構成変数の定義によって指定されているディレクトリに変更されます。
  • キャンセル - ディレクトリを変更せずにダイアログボックスを閉じます。
注記: 「選択事項」の「Windowsの[ファイルを開く]を使用」がオフの場合、「構成変数を選択」オプションは「ディレクトリ」メニューに表示されます。
ディレクトリ>ディレクトリの履歴 最近開いたディレクトリを一覧表示します。メニューから、任意のディレクトリを選択することができます。
注記: 「選択事項」の「Windowsの[ファイルを開く]を使用」がオフの場合、ディレクトリの履歴は「ディレクトリ」メニューに表示されます。
オプション 「タイプとして保存」オプションメニューから選択したファイルのタイプに対応する「オプション」ダイアログボックスが開きます。
保存 選択したファイルを保存します。

「ファイル」フィールドのファイル名が既存のファイルの名前と重複している場合は、注意ボックスが表示され、既存のファイルに上書きしてもよいかどうかが尋ねられます。

新しいフォルダ 新しいフォルダを作成します(名前フィールドが編集可能な状態)。
ビューの変更 ディレクトリのファイルの表示方法を選択できます。
  • 特大アイコン
  • 大きなアイコン
  • 中アイコン
  • 小さなアイコン
  • 一覧 - ディレクトリ内のファイルを一覧表示します。
  • 詳細 - 一覧表示されるファイルについて表示する詳細を選択できます。
  • 並べて表示 - ファイルの名前、タイプ、およびサイズを表示します。