MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

設定値ファイルの使用

インポートおよびエクスポートの設定値を使用すると、"インテリジェンス"の損失を最小限に抑えて、できるかぎり正確に変換を行うことができます。プロジェクトで設定した設定値は、インポートまたはエクスポートの設定値ファイルに保存することができます。設定値ファイルには、特定の変換に対して設定値ファイルを作成または保存したときのままで設定値が保存されます。

設定値の対象 調整を行うダイアログボックス 構成変数 既定ファイル
IGES
インポート 「IGESファイルをインポート」ダイアログボックス MS_IGESINSET "igesin.sfi"
エクスポート 「IGESファイルをエクスポート」ダイアログボックス MS_IGESOUTSET "igesout.sfi"
パラソリッドXMT
インポート 「パラソリッドXMTファイルをインポート」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]INSET [[<xxx>]]in.sfi
エクスポート 「パラソリッドXMTファイルをエクスポート」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]OUTSET [[<xxx>]]out.sfo
ACIS SAT
インポート 「ACIS SATファイルをインポート」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]INSET [[<xxx>]]in.sfi
エクスポート 「ACIS SATファイルをエクスポート」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]OUTSET [[<xxx>]]out.sfo
CGM
インポート 「CGMファイルをインポート」ダイアログボックス MS_CGMINSET "cgmin.sfi"
エクスポート 「CGMファイルをエクスポート」ダイアログボックス MS_CGMOUTSET "cgmout.sfi"
STEP AP203/AP214
インポート 「STEP AP203/AP214インポートログ」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]INSET [[<xxx>]]in.sfi
エクスポート 「STEP AP203/AP214エクスポート設定」ダイアログボックス MS_[[<xxx>]]OUTSET [[<xxx>]]out.sfo
VRML
エクスポート 「VRMLワールドファイルをエクスポート」ダイアログボックス . .
STL
インポート 「STLファイルをインポート」ダイアログボックス . .
エクスポート 「STLファイルをエクスポート」ダイアログボックス . .
DWG & DXF
エクスポート 「DWG/DXFとして保存オプション」ダイアログボックス . .
LandXML
インポート 「LandXMLインポート」ダイアログボックス . .
画像
エクスポート 「画像ファイルを選択」ダイアログボックス . .
文字
インポート 「テキストファイルを読み込む」ダイアログボックス . .
SVG
エクスポート 「SVGをエクスポート」ダイアログボックス . .
OBJ
エクスポート 「OBJエクスポート設定」ダイアログボックス . .
FBX
インポート 「FBXオープンファイル設定」ダイアログボックス . .
エクスポート 「FBXエクスポート設定値」ダイアログボックス . .
SketchUp
エクスポート 「SketchUp(SKP)エクスポート」ダイアログボックス . .
Google Earth
エクスポート . . .
Collada
エクスポート 「Colladaエクスポート設定値」ダイアログボックス . .
U3D
エクスポート . . .
JT
エクスポート 「JT Exporter」ダイアログボックス . .

たとえば、IGESインポートのインポート設定値ファイルは、構成変数MS_IGESINSETによって示されます。IGESファイルをインポートすると、このファイルから設定値が読み取られます。IGESインポート設定値ファイルが存在しない場合は、既定ファイルのigesin.sfiMicroStationのプログラムディレクトリの..\Default\Data\フォルダに作成されます。

ヒント: 設定値ファイルを使用すると、一貫した変換を確実に行うことができます。送信アプリケーション、受信アプリケーション、クライアント、またはプロジェクトそれぞれについて、異なるインポートおよびエクスポート設定値ファイルを使用することができます。