MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

ユーザー選択事項

ユーザー選択事項は、ワークグループの他のメンバーに大きな影響を与えない方法でMicroStationの動作を制御する設定です。たとえば、ユーザー選択事項は、この製品によるユーザーシステム上のメモリの使用方法、ウィンドウの表示方法、画面上のさまざまな項目のレイアウトと動作、参照の既定のアタッチ方法などに影響します。名前が示すように、ユーザーは自分の好みに合わせてこれらの設定を調整することができます。

「選択事項」は、デザインファイルに依存しないため、デザインファイルには保存できません。ただし、「OK」ボタンをクリックすると、MS_USERPREF構成変数で指定されているユーザー選択事項ファイルに設定値が保存されます。

すべての選択事項をアプリケーションの既定に設定

「選択事項」ダイアログボックスの「既定」ボタンクリックすると、すべてのユーザー選択事項がアプリケーションの既定に設定されます。

ユーザー選択事項ファイルの検索

ユーザー選択事項ファイルの場所を把握するには、「キー入力」ウィンドウに「$ % $ (_ustn_homeprefs)」と入力します。Windowsエクスプローラが開き、ユーザー選択事項ファイル(*.upf)の場所が表示されます。

ユーザー選択事項ファイルの再配置

既定では、ユーザー選択事項ファイルは%LOCALAPPDATA%\Bentley\<product_name>\<product_version>\prefs\フォルダにあります。WindowsローミングプロファイルまたはWindows仮想プロファイルを使用してローミングできるように、ユーザー選択事項ファイル(.upf) の位置を変更することもできます。これを行うには、目的のパスを_USTN_HOMEROOT構成変数内に設定します。

ユーザー選択事項のカテゴリ

「選択事項」ダイアログボックスで、ユーザー選択事項は次のカテゴリに分かれています。