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TR.19.1 ワイドフランジ

ワイドフランジ断面

一般的な書式

鋼ワイドフランジの形状:

property-spec = AX D TW WF TF IZ IY IX AY AZ (WF1) (TF1) 

合成ワイドフランジの形状:

property-spec = -AX D TW WF TF IZ IY IX AY AZ (WF1) (TF1)
CFR CFL CFT MR

下カバープレート付きの合成ワイドフランジの形状:

property-spec = -AX D TW WF TF IZ IY IX AY AZ (WF1) (TF1)
-CFR CFL CFT MR
BPR BPL BPT
注記: 合成スラブの特性を設定するときは、断面特性設定の最初の行の先頭にダッシュを付け、下カバープレートの寸法を設定するときは、さらに合成スラブの特性の先頭にダッシュを付けます。
AX
断面積
D
断面のせい
TW
ウェブの板厚
WF
上フランジの幅(WF1が設定されていない場合は上下フランジ)
TF
上フランジの板厚(TF1が設定されていない場合は上下フランジ)
IZ
ローカルz軸についての断面二次モーメント(通常は強軸)
IY
ローカルy軸についての断面二次モーメント
IX
ねじり定数
AY
ローカルy軸におけるせん断断面積。ゼロの場合、せん断変形は解析において無視されます。
AZ
ローカルz軸におけるせん断断面積。ゼロの場合、せん断変形は解析において無視されます。
WF1
(オプション)下フランジの幅。この値が設定されていない場合は、上フランジの幅が使用されます。
TF1
(オプション)下フランジの板厚。この値が設定されていない場合は、上フランジの板厚が使用されます。

次のオプションのパラメータは、コンクリート合成スラブを含める場合に使用します。これらを含める場合は、必要な断面パラメータを含む行にダッシュ(-)を付け、その後の別の行に含める必要があります。

CFR
ウェブ中心線より右側の合成スラブの幅
CFL
ウェブ中心線より左側の合成スラブの幅
CFT
合成スラブの厚さ
MR
合成スラブのコンクリートの弾性係数比

次のオプションのパラメータは、下フランジのカバープレートを含める場合に使用します。

ヒント: 下カバープレートは、合成スラブとの関連でのみ追加できます。
BPR
ウェブ中心線より右側の追加された下フランジのカバープレートの幅
BPL
ウェブ中心線より左側の追加された下フランジのカバープレートの幅
BPT
追加された下フランジのカバープレートの厚さ

START USER TABLE
TABLE 1
UNIT MMS
WIDE FLANGE
UNEQUAL_FLANGE_I
16855 600 10 405 15 1.10087e+009 1.21335e+008 1.13626e+006 6000 7450 300 17
UNEQUAL_FLANGE_COMP_I
-16855 600 10 405 15 1.10087e+009 1.21335e+008 1.13626e+006 6000 7450 -
300 17
250 350 75 9.1
UNEQUAL_FLANGE_COMP_BOTPLT_I
-16855 600 10 405 15 1.10087e+009 1.21335e+008 1.13626e+006 6000 7450 -
300 17
-250 350 75 9.1
120 100 25
END