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M.スペクトルで時刻歴タイプを定義するには

スペクトルのパラメータを使用して時刻歴タイプを定義するには、次の手順に従います。

  1. 「荷重」リボンタブで、「動的仕様」グループの「時刻歴」 > 「力履歴定義」ツールの順に選択します。

    「時刻歴を定義」ダイアログが開きます。
  2. 「積分時間ステップ」の値を秒単位で入力します。
  3. (オプション) 必要に応じて、「喪失質量モードを考慮」オプションを選択します。
  4. (オプション) 「保存」オプションを選択して、時刻歴データを含むファイルを生成します。
  5. データの「荷重タイプ」を選択します。

    加速度

    または

    または

    モーメント

  6. 「機能オプション」グループの「スペクトル」オプションを選択します。
  7. 時刻データを指定します。
    1. 「Tmax」フィールドに、生成される時刻歴の最大時間(秒)を入力します。
    2. 「デルタT」フィールドに時間ステップ(秒)を入力します。
    3. 「T1」フィールドに上昇加速度の終わりの時間を入力します。
    4. 「T2」フィールドに定常加速度の終わりの時間を入力します。
    5. 「T3」フィールドに加速度減少の終わりの時間を入力します。
    注記: T1の値はゼロより大きくする必要があります。また、T3 > T2 > T1である必要があり、TmaxT3より大きくなければなりません。
  8. 「減衰」フィールドに減衰比を入力します。
  9. 次のオプションを指定します。
    1. (オプション) 「ランダムシード」値を入力します。 一意の乱数生成"シード"として使用する正の整数(1~2,147,483,647の範囲)を入力します。シード値ごとに一意の時刻歴が生成されます。"前のシード値で生成された時刻歴とは異なる"が統計的に等価の時刻歴を生成する場合は、この値を変更します。
    2. 「デジタル化の振動数の数」を入力します。 この数は、入力衝撃スペクトルが補間により再デジタル化される等間隔の振動数の数です。
    3. 計算された時刻歴を完成させるために使用される「イタレーションの数」を入力します。
  10. 「追加」をクリックします。

応答スペクトル時刻歴の場合、使用するには、STAAD.Proエディタから入力する必要がある追加の出力パラメータがあります。

注記: 時刻歴荷重定義を完了するには、時刻歴パラメータを定義する必要があります。