凹角コーナー、細長さ、ねじり半径など、Eurocode 8に従った平面の不規則性のチェックをするには、次の手順に従います。
この一連のチェックにより、建物を「規則的な平面」として分類することができます。チェックが実行されて、結果がGUIにグラフィカルに表示されます。プログラムは、EC-8の次の3つの主要な平面規則性条件に関して主にチェックします。
- 床スラブの凹角コーナーについてのチェック – プログラムは各床スラブをチェックして、EC-8の凹角コーナーに関する条件が満足されているかをレポートします。
- 構造の細長さについてのチェック – プログラムは構造の"細長比"を平面上の最大寸法に基づいて計算し、EC-8の基準が満足されているかをレポートします。
- ねじれ半径についてのチェック – プログラムは各床のねじれ半径を計算し、EC-8の条件に対してチェックします。
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「地震」ページコントロールバーで「EC8平面」ページを選択します。
「平面の規則性チェック」ダイアログが「スラブ凹角コーナー」テーブルおよび「ねじれ半径チェック」テーブルとともに開きます。
ヒント: すべてのウィンドウを表示するには、ダイアログとテーブルを再配置する必要がある場合があります。
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凹角コーナーについてのチェックをするには次のようにします。
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「平面の規則性チェック」ダイアログで「条項4.2.3.2(3) - [凹角コーナー]」を展開します。
構造内の床ごとに子エントリがあります。
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各床を選択して、検出された凹角コーナーを確認します。
検出された凹角コーナーの詳細が「スラブ凹角コーナー」テーブルに表示されます。
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構造の細長さのチェックをするには、「平面の規則性チェック」ダイアログで「条項4.2.3.2(5) - [細長さ]」を展開します。
構造の細長比と状態がレポートされます。
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ねじり半径のチェックをするには、「ねじり半径チェック」テーブルを選択します。
各床のそれぞれのねじり半径チェックの比率とチェックの状態がレポートされます。