STAAD.Pro Help

M.断面ウィザードで作成した一般形状を使用するには

断面ウィザードで作成した一般形状を、ユーザー定義の形状テーブルとしてSTAAD.Proで使用するには、次の操作を行います。

断面ウィザードでプロファイル輪郭を作成し、STAAD.Proで使用する「一般的な形状」(ファイル拡張子.upt)としてエクスポートする必要があります。詳細については、「TR.20.10 メンバー特性低減係数」を参照してください。
注記: このプロファイル図形は、外側の輪郭のみで構成する必要があります。内輪郭や開口部などの内部の隙間は無視されますが、隙間のある断面に基づいて、断面ウィザードで計算された断面特性が使用されます。
  1. 「仕様」リボンタブで、「ビームのプロファイル」グループの「ユーザーテーブル」 > 「ユーザーテーブルマネージャ」ツールの順に選択します。


    「ユーザー定義テーブル」がない場合は、1つ作成するように指示されます。

    「ユーザーテーブルマネージャ」ダイアログが開きます。
  2. 「新規テーブル」をクリックします。 「新規ユーザーテーブル」ダイアログが開きます。
  3. 新しい外部テーブルを指定します。
    1. 「断面タイプを選択」リストから「一般」を選択します。
    2. 「外部テーブル読み込み」オプションをオンにします。
    3. 「参照」をクリックします。
    4. 断面ウィザードからエクスポートされた.uptファイルに移動して選択し、「OK」をクリックします。
    ダイアログが閉じて、「ユーザーテーブルマネージャ」ダイアログの「テーブルデータ」に、.uptファイルから読み取られたプロファイルの名前が表示されます。
  4. (オプション) 計算された断面特性を表示するには、「ユーザーテーブルマネージャ」ダイアログでプロファイルエントリを選択し、「ビュー」をクリックします。 「一般」ダイアログが開きます。
  5. 「閉じる」をクリックします。

「ユーザープロパティテーブル」ダイアログで断面を選択すると「特性 - 全体の構造」ダイアログで使う断面を追加することができます。

ヒント: 構造図を変更して、「全断面」または「アウトライン断面」の3Dレンダリングタイプを表示すると、形状プロファイルが表示されます。同様に、構造の3Dレンダリングにも形状プロファイルが表示されます。