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DGNライブラリ内でのカスタマイズ

カスタムツール、ツールボックス、タスク、作業フロー、主要タスク、およびコンテキストメニューのカスタマイズは、DGNライブラリで作成して保存します。これによって、管理者は、1か所でこれらをカスタマイズして、複数のユーザーに配布することができます。

DGNファイルを開くまたは作成するときに、構成されたDGNライブラリ内のすべてのカスタマイズを参照して使用できます。カスタムツール、ツールボックス、タスク、作業フロー、主要タスク、またはコンテキストメニューのカスタマイズを作成して他の人が使用できないようにするには、"個人用"のDGNライブラリに保存する必要があります。

構成されたDGNライブラリではないDGNファイルが開いている場合、「カスタマイズ」ダイアログボックスの「ツール」タブの機能は使用できません。MS_GUIDGNLIBLIST構成変数(既定でMS_DGNLIBLISTと、アクティブなインターフェイス構成要素のフォルダにあるDGNライブラリを指すように設定される)と_USTN_SYSTEM_GUIDGNLIBLIST構成変数を使用して、カスタマイズで使用するファイルを指定します。

開いているDGNファイルが、構成されたDGNライブラリではないときに、「ツール」タブの機能を使用したい場合は、「カスタマイズ」ダイアログボックスから、構成されたDGNライブラリを開くことができます。

ツール、ツールボックス、タスク、作業フロー、主要タスク、コンテキストメニューのカスタマイズの既定の表示を変更するために使用可能な"機能"もあります。既定の設定を変更するには、標準、作業環境WorkSet、またはユーザー構成ファイルに、_USTN_CAPABILITY <+CAPABILITY_UI_LOADFROMACTIVEFILE機能を追加します。これによって、上記構成変数で指定されていないDGNファイルで作業中に「ツール」タブの機能にアクセスすることができます。この機能を設定すると、開いているDGNファイルと構成されたDGNライブラリ内のカスタマイズが表示されます。