保護されたファイルは、MDLアプリケーションの処理と同様の方法で、権限に準拠するVBAプロジェクトに対応します。開発者は、VBAプロジェクトが権限に準拠することを証明する必要があります。VBAプロジェクトにデジタル署名するには、Microsoft Visual Basicのダイアログボックスにある「ツール」メニューから「デジタル署名」ダイアログボックスを開いて使用します。Visual Basicダイアログボックスを開くには、「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「マクロ」 > 「VBAマネージャ」の順にクリックして「VBAプロジェクト」を開き、「VBAエディタを表示」アイコンをクリックします。保護されたDGNファイルの作成者は、プロジェクトの署名に使用された証明書を特定して、VBAプロジェクトの使用を承認します。権限が制限されているファイル（または参照ファイル）が開かれているときは、署名または承認されていないVBAプロジェクトはロードされません。その反対に、開いているVBAプロジェクトが署名されていない場合、または保護されたファイルとともに使用することを承認されていない場合、権限が制限されている保護されたファイル（または参照ファイル）は開かれません。