MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「Colors」セクション

CSVファイルの「Colors」セクションは、次の行から始まります。

%section,Colors

この行には、次の列があります。

目次
再マップする色です。
画層の線幅

線種

クラス

ElementType

セル

オプション。再マップを適用する要素を限定する修飾子です。
V7OutputColor V7ファイルへの保存時の色です。
V8OutputColor V8ファイルへの保存時の色です。
DWGOutputColor DWGファイルまたはDXFファイルへの保存時の色です。

「Colors」セクションの特徴は、次のとおりです。

  • MicroStation PowerDraftでファイルをDWGフォーマットに保存するときは、既定でDGN色テーブルのカラーインデックスが(固定された)AutoCAD色テーブルの最も近い色にマップされます。「DWGOutputColor」に入力する色がファイルの色テーブルに存在する場合は、その色の番号をこの列に入力することができます。AutoCAD色テーブルの固定インデックスが適切な場合(たとえば、カラーマッチングを適用しない場合)は、AutoCADの色番号に後記号acを付けて入力します。以下に、その例を示します。
    %SECTION,Colors %SECTION,Colors 
    Color,DWGOutputColor
    14,62ac
  • 「Color」列の値が角カッコ([])で囲まれている場合は、有効色として解釈されます。たとえば、「Color」列の値が「[2]」の場合、再マップ処理は、要素の色が2である場合、または要素の色が「ByLevel」に設定され、その画層の「ByLevel」色が2に設定されている場合に適用されます。
  • 「Color」列にキーワード「%unmapped」が表示されている場合は、「Color」列で他に表示されていない色を持つすべての要素が、「%unmapped」行で指定された保存先にマップされます。また、修飾子列の値が同一のセクションに複数の「%unmapped」行が存在する場合は、最後の行が使用されます。
  • キーワード「%bylevel」が「V8OutputColor」列または「DwgOutputColor」列に表示されている場合は、指示された色を持つすべての要素が「ByLevel」に変更されます。V7ファイルフォーマットは「ByLevel」をサポートしないため、このキーワードは「V7OutputLineStyle」列では無効です。
  • 特定行の再マップ処理が適用される要素は、オプションの「Level」、「Weight」、「LineStyle」、「Class」、「ElementType」、および「Cell」の各列を使用して限定することができます。再マップスプレッドシートの編集時にこれらの列を表示するには、「Show Optional Columns」チェックボックスをオンにします。必須の列と区別するために、これらの列は異なる背景色で表示されます。