MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「ファイル署名を追加」ダイアログボックス

ファイルの適用範囲があるデジタル署名を作成するときに使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • 「デジタル署名」ダイアログボックス:「ファイル署名を追加」アイコンを選択します


設定説明
証明書 署名者がファイルに署名するときに選択した証明書。MicroStation PowerDraftは、署名の作成時に、選択された証明書を使用して署名者の秘密鍵にアクセスします。その後、MicroStation PowerDraftは、証明書のコピーを署名とともに保存して、署名者の特定や署名の検証に必要な公開鍵の伝達に使用します。

署名者 「署名者」の既定値は、現在のユーザーのログイン名です。組織内で意味があるコードやIDにすることもできます。これは、特に証明書名が署名者の実名と異なる場合に署名者を識別するときに有効です。
位置 「位置」の既定値は現在のユーザーのコンピュータ名です。組織内で意味がある位置コード、建築物名などのIDにすることもできます。
用途 このフィールドは、署名者の意図について説明するときに使用できます。また、通常は組織やプロジェクト内で意味がある文字やコードを入力します。
有効期限 署名に有効期限がある場合、期限切れになる日付。有効期限を過ぎた署名は信頼されない署名と表示されます。

この有効期限は、基礎となるデジタル証明書の有効期限と同じではありません。デジタル証明書には必ず有効期限がありますが、署名にはない場合もあります。通常、署名は、基礎となる証明書が期限切れになった後も、長期間、有効なままです。

依存性署名 このオプションをオンにすると、新規の署名は、「デジタル署名」ダイアログボックスで現在選択されているすべての署名に依存するようになります。署名が選択されていない場合、このチェックボックスは無効になります。

このチェックボックスは署名の階層を作成するときに使用されます。新しい署名は"依存"とマークされます。「署名」ダイアログボックスの"階層"領域にはすべての依存性署名が表示されます。依存性署名はツリーのルートとして表示され、必要条件が子として表示されます。

参照を含む オンの場合、新しい署名にはすべてのアタッチされている参照の内容が含まれます。結果として、参照先モデルを修正すると、署名が無効になります。このオプションをオンにしても、参照ファイルに署名は追加されません。このオプションをオフにすると、新しい署名は参照に依存しなくなり、参照先モデルが変更されても無効になりません。