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「デザイン履歴」ダイアログボックス

ファイル内のすべてのモデルに対する増分変更だけでなく、アタッチされた参照ファイルに対する変更を追跡および表示するために使用します。また、モデルを以前の状態に復元することができます。この状態は、REDOコマンドとUNDOコマンドの組み合わせ、以前選択された(または選択解除された)状態の組み合わせ、および枠の配置によって制御することができます。さらに、要素レベルで変更を追跡することができます。"最新"の説明をクリックすると保留中の変更が表示されます。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「デザイン履歴」ダイアログボックス起動ツール
  • ステータスバー:「デザイン履歴」アイコンをクリックし、「デザイン履歴」を選択します
  • ツールボックス:デザイン履歴

デザイン履歴の操作に関する詳細については、「記録された変更の復元」と「プロジェクトでのデザイン履歴の使用」を参照してください。



設定説明
このデザイン履歴への改訂として変更をコミット


「変更をコミット」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、変更をコミットしたり、その説明を記録することができます。
変更の表示に色付きのコードを使用


選択した改訂内で、追加された要素(緑色)、削除された要素(赤色)、または変更された要素(青色)の表示を切り替えることができます。
注記: MS_DESIGN_HISTORY_COLORS構成変数を使用して、デザイン履歴の表示色を変更することができます。
追加された要素を表示


「変更の表示に色付きのコードを使用」がオンのときのみ使用可能)選択された改訂内の追加された要素を緑色で表示します。
削除された要素を表示


「変更の表示に色付きのコードを使用」がオンのときのみ使用可能)選択された改訂内の削除された要素を赤色で表示します。
修正された要素を表示


「変更の表示に色付きのコードを使用」がオンのときのみ使用可能)選択された改訂内の修正された要素を青色で表示します。
修正される前の要素を表示


「変更の表示に色付きのコードを使用」がオンのときのみ使用可能)選択された改訂内の変更される前に存在していた要素をシアンで表示します。
参照ファイルの修正を表示


デザイン履歴を含むアタッチされた参照ファイルの履歴を表示します。「ファイル」列に参照ファイルの名前が列挙されます。
一覧フィルタ


選択した基準を満たす改訂が列挙されます。検索オプションとして、改訂別、ファイル別、日付別、作成者別、説明別、およびタグ別があります。

日付と時刻を使用した検索は、次のように処理されます。

  • 2000 - 2000年を含むすべての日付。
  • 2000/07 - 2000年07月を含むすべての日付。
  • */07 - 07月を含むすべての日付。
  • */*/*21 - 21日を含むすべての日付。
  • T04 - 04時を含むすべての日付。
  • T04:21 - 04時21分を含むすべての日付。
  • T14:16:10 - 14時16分10秒を含むすべての日付。
  • */08/21T05 - 08月21日05時を含むすべての日付。

比較演算子の>、>=、<、<=、および!=を日付/時刻式に使用することができます。次に、その例を示します。

  • >2000 - 年が2000を超えるすべての日付。
  • <=*/07/21 - 月が07以下で日が21以下のすべての日付。
枠または選択による履歴表示


選択された要素の履歴を表示します。
選択した履歴の変更を元に戻す


選択された変更を元に戻します。
選択した履歴の変更をやり直す


選択された変更をやり直します。
ビューを最大化


選択された変更にズームインします。このビュー制御をクリックすると、必要に応じて、選択した要素または改訂が確認できるようにモデルが切り替わります。
選択した修正で変更された要素を表示


上述した色分けに従って変更された要素を選択します。「要素の変更」ダイアログボックスが開きます。
改訂プロパティ


「改訂プロパティ」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、MS_DESIGN_HISTORY構成変数で許可されている場合に作成者と説明を表示および変更することができます。
HISTORY MANAGE SET DESCRIPTION [ タグ名 ] [ 説明 ]
リストボックス リストボックスには次の項目が含まれます。
  • 修正 - モデルの改訂だけでなく、「参照ファイルの修正を表示」がオンの場合にアタッチされた参照ファイルの改訂も列挙されます。ファイル履歴内の各改訂には、2つの部分からなる番号が割り当てられます。最初の部分はバージョン番号で、次の部分は改訂番号です。改訂番号は、改訂が加えられるたびに、最も古い変更から最も新しい変更の順に、インクリメントされます。改訂番号は、「改訂番号を設定」ダイアログボックス「ユーティリティ」 > 「デザイン履歴」 > 「改訂番号を設定」)で設定することができます。既定では、デザイン履歴の最初の改訂が1.1、2番目の改訂が1.2、以下同様になります。既定で改訂番号の1.0は、履歴が初期化された直後のファイルの状態を意味します。
  • ファイル - 改訂に関連付けられたDGNファイルの名前が一覧表示されます。このリストには、開いているファイルの名前だけでなく、デザイン履歴のある参照ファイルの名前も含めることができます。
  • 日付 - 改訂の日付と時刻が一覧表示されます。
  • 作成者 - 改訂を保存した人物が一覧表示されます。
  • 説明 - 改訂の理由が表示されます。説明が"最新"の場合は、コミットされていない保留中の変更セットであることが示されます。「要素の変更」ダイアログボックスが開いている場合は、変更が保留中の要素を確認することができます。
  • タグ - その改訂に関するすべてのタグが表示されます。タグは「デザイン履歴タグ」ダイアログボックスで作成します。
ポップアップメニュー リストボックス内の改訂を右クリックすると、実行可能な操作のリストが表示されます。
  • 改訂プロパティ - 「改訂プロパティ」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 要素の変更 - 「選択した改訂で変更された要素を表示」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 変更を確認 - 詳細については、ProjectWiseエクスプローラのヘルプを参照してください。