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「デザインファイルの設定値」ダイアログボックスの「ストリーム」カテゴリ

「ストリーム連続線分を配置」ツールおよび「点による曲線/ストリーム曲線を配置」ツールで、データ点のサンプル方法を設定するときに使用するコントロールで構成されています。





ストリーム設定値。SDはストリーム差を表します。q(シータ記号)はストリーム角度を表します。STはストリーム許容差を表します。ストリーム領域はハッチングされた領域です。円はサンプル点を表します。×は、記録されたデータ点を表します。

設定説明
ストリーム差 サンプルされた点(ストリーム連続線分または曲線の頂点)の間の最短距離を、作業単位で設定します。

ポインタ位置と直前にサンプルした点との距離がアクティブなストリーム差を超えるときには、その点がサンプルされ、許容差、ストリーム角度、ストリーム領域が適用されて、データ点を記録する必要があるかどうかが調べられます。

ACTIVE STREAM DELTA [ mu:su:pu ]
SD= [ mu:su:pu ]
ストリーム許容差 記録されたデータ点間の最長距離を作業単位で設定します。サンプルされた点ごとに、最後に記録されたデータ点からの距離がチェックされます。この距離がストリームの許容差を超える場合には、サンプルされた点がデータ点として記録されます。
ACTIVE STREAM TOLERANCE [ mu:su:pu ]
ST= [ mu:su:pu ]
ストリーム角度 最後のサンプル点(現在の点ではない)をデータ点として記録するための最小角度を度で設定します。現在のサンプル点と直前の2つのサンプル点が形成する角度が使用されます。
ACTIVE STREAM ANGLE [ dd ]
ストリーム領域 面積を設定します。面積がこの値を超えたときに、サンプル点がデータ点として記録されます。最後に記録した2つのデータ点とサンプル点のそれぞれの延長線で形成される三角形の面積が使用されます。単位は主単位の平方で、値は浮動小数点数で指定しなければなりません(110.0 または 1.1E2など)。
ACTIVE STREAM AREA [ square_mu ]
基準値表示 オンの場合には、「ストリーム連続線分を配置」または「点による曲線/ストリーム曲線を配置」ツールでデータ点を記録するときに、満たされた基準がステータスバーに表示されます。これはストリーム設定値を調整するときに便利です。
SET STREAM [ OFF | ON ]