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「デザインファイルクリーンアップ」ダイアログボックス

アクティブなデザイン内の要素の重複、要素の重なり、要素間のギャップのうち、いずれか1つ以上または全部を識別するために使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「分析」 > 「データクリーンアップ」 > 「データクリーンアップ」

クリーンアップの操作は、「デザインファイルクリーンアップ」ダイアログボックスで実行します。このダイアログボックスの「全般」タブでは、必要なクリーンアップアクションを設定することができます。また、各クリーンアップ操作用の個々のタブを利用して、クリーンアップ操作の設定だけでなく、検索基準の制限または拡張の設定を行うこともできます。

一部のクリーンアップ操作は、同時に実行できます。たとえば、「デザインファイルクリーンアップ」で、すべての「重複」を選択すると同時にすべての「重なり」のフラグを立てることもできます。対話モードの実行中は、他のクリーンアップ操作を実行できません。

クリーンアップ操作の結果は、「デザインファイルクリーンアップ」ダイアログボックスの「全般」タブ上の「検出数」セクションだけでなく、ステータスバーにも表示されます。



キー入力: MDL LOAD CLEANUP
設定説明
「全般」タブ 「全般」タブには、必要なクリーンアップ操作の設定に使用するコントロールが含まれています。
「重複」タブ 「重複」タブには、同じ場所と空間属性を共有する同じタイプの2つの要素の識別に使用するコントロールが含まれています。
「重なり」タブ 「重なり」タブには、互いに一部が重複する2つの要素の識別に使用するコントロールが含まれています。
「ギャップ」タブ 「ギャップ」タブには、要素の終点が別の要素からかなり離れている場合に使用するコントロールが含まれています。
適用 要素の重複、要素の重なり、要素間のギャップのうち、いずれか1つ以上または全部について、設定値を承認しデザインファイルを検索します。
「ファイル」 > 「設定値をロード」 「クリーンアップの設定をロード」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、「デザインファイルクリーンアップ」で前に保存した設定値をロードします。
「ファイル」 > 「設定値を保存」 「クリーンアップの設定を保存」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、「デザインファイルクリーンアップ」の現在の設定値を、後でロードできるファイルに保存します。
「ファイル」 > 「既定を復元」 「デザインファイルクリーンアップ」の既定設定値を復元します。