MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

残りのホールを拘束するには

  1. 「フィーチャを拘束」ツールを選択します。

  2. 「新規拘束を追加」アイコンをクリックして、「距離」アイコンを選択します。
  3. 「距離」チェックボックスをオンにします。
  4. 「ホール」を選択します。

    ホールがハイライト表示されます。同時に、「距離」設定の「数式」アイコンが有効になります。

  5. 「数式」アイコンをクリックします。

    数式入力用のダイアログボックスが開きます。

  6. 数式入力ダイアログボックスで「ローカル」チェックボックスをオンにして、ソリッド上のフィーチャのローカル変数を表示します。
  7. 変数の一覧で、ローカル変数_HOLE3_Diameterをダブルクリックします。

    その変数が上のテキストフィールド内に表示されます。

  8. テキストフィールドで、すでに存在する変数に*1.5を追加します。

    数式は_HOLE3_Diameter*1.5となります。

    これで、拘束の値がホールの直径の1.5倍になります。

  9. 「OK」をクリックします。

    数式ダイアログボックスが閉じ、15という数値が「距離」フィールドに入力されます。これはホールの直径(10 mm)の1.5倍に当たります。

  10. ホールに隣接するいずれかのエッジを選択します。
  11. <Ctrl>キーを押しながらデータ点を入力して、ホールに隣接するもう1つのエッジを選択します。

    どちらの場合にも、拘束の値を示す15という寸法が動的に表示されます。

  12. 承認して、拘束の効果をプレビューします。
  13. 承認して、拘束の追加を完了します。

    ホールが必要な位置に移動します。



    左:フィーチャ(1)を選択し、「数式」アイコンをクリックして数式を入力し、エッジ(2、3)を選択する。|右:承認して(4)、拘束の効果を表示し、再度承認する(5)。

フィーチャが拘束された状態では、基になる直方体のパラメータを変更すると、定義された拘束を維持するために必要に応じてフィーチャが移動します。



基になる直方体を修正するとフィーチャは拘束の設定を維持する。

同様に、フィーチャのパラメータを変更した場合は、定義された拘束を維持するために必要に応じてフィーチャが再配置されます。



フィーチャを修正するとそのフィーチャは拘束の設定を維持する。