MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

RPCセルの配置

「RPCセルを配置」 ツールを使用して、モデルにRPCセルを配置します。このツールの「ディレクトリ」、「カテゴリ」、および「名前」コンボボックスを使用して、RPCセルを選択できます。ディレクトリの検索、コンボボックスのリフレッシュ、サムネイルブラウザからRPCコンテンツの表示を行えるコントロールもあります。

RPCセルを初めて配置する場合、自動的にファイルブラウザが表示されます。セルの高さ、尺度、サイズの変差を設定できるフィールドもあります。「ランダムに回転」では、セルをランダムに回転させて配置でき、セルのターゲットの方向を定義する必要はありません。



このツールを初めて使用するとき、検索パスのすべてのディレクトリでRPCファイルがスキャンされます。この検索パスは、構成変数のMS_PATTERNMS_BUMPMS_IMAGE、およびMS_DEFで定義されたディレクトリのリストです。ディレクトリの内容が変わるたびにスキャンがやり直されます。なんらかの理由で、存在するRPCファイルがコンボボックスに正しく表示されない場合は、「リフレッシュ」ボタン(「参照」ボタンの右側)をクリックしてください。「リセット」をクリックすると、RPCファイルのスキャンが停止します。

「高さ」または「尺度」を調整して、RPCセルのサイズを修正できます。この場合、RPCセルのサイズは、現在の寸法を反映するように調整されます。

「サイズの変差」をゼロ以外の値に設定すると、パーセントの指定に従って、RPCセルはランダムに拡大または縮小されます。「高さ」が10.0、「サイズの変差」が20%に設定されている場合、RPCは8.0から12.0までのランダムな高さで配置されます。

RPCセルを配置する場合、RPCセルの位置を指定するよう求められます。RPCセルの下部中央で指定します。セルの位置を設定すると、RPCセルのターゲット点を指定するよう求められます。セルが面する点です。つまり、グローバルZ軸を中心としたセルの回転を定義します。RPCセルは、常に垂直軸(Y)がモデルのZ軸と並行になるように配置されます。「ランダムに回転」をオンにすると、各RPCはランダムに選択された方向に配置され、ターゲット点を選択するための追加データ点は必要ありません。

RPCセルは、アクティブな画層と色を使用して配置されます。これらは、RPCファイル名を指定する入力データフィールドを持つ、ラフな幾何として表示されます。RPCセルの配置後、さらにセルを配置するか、「リセット」を選択して終了します。

RPCセルの編集

モデルの既存のRPCセルを編集したり置き換えたりするには、 「RPCセルを編集」 ツールを使用します。

ツールと編集するRPCセルを選択したら、セルに関連付けられているRPCファイルの名前、高さ、尺度を変更できます。高さまたは尺度を変更すると、RPCセルのサイズは、現在の寸法を反映するように調整されます。異なるRPCファイル名を選択すると、既存のセルは新しいセルに置き換えられます。この設定の変更を完了するには、ビューにデータ点を入力する必要があります。RPCに加えた変更(「RPCをカスタマイズ」ダイアログボックスから加えた変更も含む)は、ビューにデータ点を入力して変更を承認した場合のみ適用されます。