ContextCaptureユーザーガイド

S3Cのオンラインでの共有

ContextCaptureユーザーは、S3Cフォーマットのモデルを一般的なWebサーバーに保存しておき、無料のデスクトップビューアAcute3D Viewerでリモートアクセスすることにより、ビューア上でモデルを表示できます。モデルを表示する側は、拡張子".s3c"のファイルとビューアがあれば、モデルにリモートアクセスできます。

Azure Blobs/CDNまたはAmazon S3/CloudFrontなどのオンラインのファイルストレージWebサービスおよびコンテンツデリバリーネットワークにも対応しています。

  1. S3Cフォーマットでモデルを出力します(「出力フォーマット」も参照)。
  2. モデル制作フォルダ内の"data"フォルダをWebサーバーにアップロードします。
  3. S3Cフォーマットのファイル(~.s3c)をコピーします。
  4. そのファイルをContextCapture S3C Composerで編集します。
  5. ContextCapture S3C Composerで、「Web公開」オプションを有効にし、Webサーバーの基本のURLを入力します。

    ContextCapture S3C ComposerでのWeb公開の設定

    ContextCapture S3C Composer」も参照してください。

  6. 上記画面にて設定を済ませたS3Cファイルを保存します。以上でウェブ公開の手順は完了です。

    多数タイルから成る大規模なモデルをWeb公開するには、インスタントローディングシーンファイルを作成することもお勧めです(「インスタントローディングシーンファイルのエクスポート」も参照)。

    注記: S3Cファイルは、サーバー上の"data"ディレクトリに置いておく必要はありません。
モデルを見るには、S3Cファイルだけをダウンロード可能なようにしておいたり、相手にE-Mail添付で送ったりします。無料ビューアAcute3D Viewerでモデルを表示できます。

オンライン3Dモデルの例。Amazon CloudFrontを使用しています。