STAAD Foundation Advanced
STAAD.Proと一緒にインストールされたSTAAD Foundation AdvancedのCONNECT Edition V9 Update 5で追加された新機能と改善点は次のとおりです。
- STAAD.Proの一般モードでのマット基礎用オーストラリアのコードAS3600の2018エディションの実装
- 2018バージョンでのオーストラリアのコード用マット基礎のペデスタル設計
- 押抜きせん断チェックの機能強化
ACI 318コード(2005、2011、および2014エディション)でのパイルキャップおよびマット基礎に対して、マットを突き抜ける柱による双方向のせん断をチェックする機能が強化され、柱によってマットに伝達される不平衡モーメントが誘発する付加応力が考慮されるようになりました。このチェックは、ACI-318-11節の11.11.7.2項/ACI-318-14節の8.4.4項に説明されているルールに従って実行されます。
インドのコードに基づいて設計されるマット基礎に対して、同様の機能が強化されました。このコードの30.6.2.2節と31.6.2.2節に説明されているルールが実装されています。"J"項(押抜き周長の極慣性モーメント)の計算には、『SP-24 - Explanatory handbook on IS456-1978』の表E-8のガイドラインが使用されます。
- ペデスタル設計の鉄筋間隔の元の状態への回復
STAAD.Proの一般モードで、基礎モジュールに対してペデスタルの軸方向鉄筋間の最小および最大間隔を指定する機能が元の状態に回復しました。
詳細についてはSTAAD Foundation Advancedヘルプおよびその他のマイナーな機能拡張および不具合の修正のリストを参照してください。