STAAD.Proの新機能と改善点
CONNECT Edition V22 Update 2(22.02)
新機能と改善点
STAAD.ProのCONNECT Edition V22 Update 2で加えられた新機能や改善点は以下のとおりです。世界中のエンジニアのニーズに応えてSTAAD.Proの機能を拡充するために、これらが選ばれました。
開発全般
- 物理モデリングの荷重
STAAD.Pro解析モデルを定義するための手段として物理モデラー作業フローの採用が進むにつれ、風定義と雪定義、可変サーフェス荷重と静水圧荷重、温度荷重とひずみ荷重、傾斜節点荷重などが追加され、荷重オプションが拡充されてきました。
- バックアップマネージャ
従来のアーカイブ機能および自動保存機能が、バックアップマネージャおよび自動修復機能に置き換えられました。
解析/設計エンジンに影響する機能
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IS 1893
IS:13920-2016の7.2項に従い、耐震ジョイントチェックを実行できるようになりました。これによって、コンクリート耐横荷重構造のビームおよびコラムの相対強度を確認します。
- IBC 2018
IBC 2018に以下の2点の改善が加えられました。
IBCで指定されている応答スペクトル荷重の影響を受けるモデルを設計する際に、2018コード(ASCE 7-2016にて規定)に定義されている荷重を使用できるようになりました。
ASCE 7-2016で定義されている耐震不規則性もチェックできるようになりました。