STAAD.Pro
STAAD.ProのCONNECT Edition V22 Update 8で加えられた新機能や改善点は次のとおりです。世界中のエンジニアのニーズに応えてSTAAD.Proの機能を拡充するために、これらが選ばれました。
物理モデリングの作業フロー
- タンクウィザードの拡張
Advanced Concrete Design(RCDC)モジュールでタンク設計と組み合わせて使用し、複数の区画を作成するためのサンプル構造ウィザードテンプレートは、部分的または完全に埋められるタンク、壁厚みに段差があるタンクをサポートするように拡張されました。
- グループ管理
物理モデラー内で作成されたグループが解析モデラーに転送されるようになりました。また、物理モデラーで複数のグループ選択がサポートされ、モデル操作が大幅に容易になりました。
- iTwin Servicesの更新
解析モデリングの作業フロー
- インド向けの風荷重
IS 875(パート3):2015準拠の風荷重が、解析モデラーで生成できるようになりました。従来どおり風を定義する方法だけではなく、入力パラメータに基づいて荷重ケースを生成できる、自動化された新しい方法も使用できます。
- カナダCSA S16-19での鋼構造設計
カナダ鋼設計コードの2019エディションが追加されて、カナダ鋼設計コードのデフォルトになりました。これは、今までの2001、2009、および2014エディションを補完するものです。
- ユーロコード鋼設計のエンベロープ
EN 1991-1-1で荷重エンベロープを作成するときに、荷重タイプとして強度または使用性を選択できるようになります。
- 中国鋼設計の更新
Update 7で導入された中国鋼設計ワークフローのインターフェイスおよび方法が多数の変更によってさらに洗練され、GB50017-2017で今まで以上に包括的な設計を実現できます。
- 中国の風荷重に関する改良
Update 7で導入されたGB 50009コードにおける風荷重の定義に対して、トラス構造および円形構造のサポートなど、大量の改良を実施しました。
- プレートの結果の改良
数十から数百の荷重ケースを含む、有限要素を使用したモデルから得られる主要な結果を決定することが、これらを表形式とコンター形式の両方でエンベロープとして提供することで容易になりました。
一般プログラム
- 鋼接合設計のワークフローの更新
鋼接合設計のワークフローが、RAM Connection V13.5を使用するように更新されました。これにより、IS800-2007の新しいガセット接合との接合設計が拡張されています。また、オーストラリアコードおよびニュージーランドコード向けの柱-梁-ブレース接合および管式斜め組み継ぎが追加されました。
- 検証例のコレクションの拡張
新機能の詳細については、オンラインヘルプのSTAAD.Proからヘルプを呼び出すには、 を選択します。
を参照してください。追加の更新情報は、改訂履歴ドキュメントで確認できます。