STAAD.Pro Physical Modelerのヘルプ

「作成:風荷重定義」ダイアログ

このダイアログは、風荷重のコード指定パラメータまたは風強度プロファイルを追加するために使用します。

このダイアログを開くには、「カタログ」リボンタブで「加重定義を作成」グループの「風」ツールを選択します。

「風」タブ

設定説明
名前 風荷重定義のわかりやすい名前を入力します。
コード 風データを入力するためのコードを選択します。
  • 「カスタム」 - 指定された高さで風圧のデータペアを入力するために使用します
  • 「SP 20.13330 2016」 - SP 20.13330 2016コードごとに静的および動的風荷重の両方に対して風荷重パラメータを入力するために使用します。
プロパティ 風定義のコードパラメータを入力するために使用します。
設定説明
圧力 風圧の特性値(常に正の値)
地形
地形粗度カテゴリ:
  1. 沿岸地域。
  2. 都市圏。
  3. 大都市。
分類
構造タイプ:
  1. 角形ビル構造
  2. 一般型コンクリート構造
  3. 一般型のフレーム鋼構造物
領域 SNiP 2.01.07-85* 2016の条項11.5に規定されている風域。動的な風の成分を決定する際に風圧を決定する目的で使用します。
デルタ
振動の対数減少、デルタ(定義については表11.5 - 条項11.1.8を参照)。通常、値は次のとおりです。
  • 鉄塔、マスト、煙突群、鉄筋コンクリート台座を含む柱は0.15
  • 鉄筋コンクリートおよび石造構造物、および壁構造がある鉄骨構造の建物は0.3
構成を選択
SNiP 2.01.07–85の"Loads and Actions"で定義されている建物の構成:
  • 0.角形建物構造 - 長方形の建物 - 左側のファサードの建築細部が際立つ設計
  • 1.角形建物構造 - 長方形の建物 - 両側のファサードがスムーズ
  • 2.角形建物構造 - 長方形の建物 - 右側のファサードの建築細部が際立つ設計
  • 3.角形建物構造 - 長方形の建物 - 両側のファサードの建築細部が際立つ設計
  • 4.角形建物構造 - 長方形の建物 - 三角形の建物
  • 5.角形建物構造 - 長方形の建物 - 菱形の建物
  • 6.角形建物構造 - 長方形の建物 - 頂点の数が12以下の多角形の建物
  • 7.角形建物構造 - 3未満 - 長方形の建物
  • 8.角形建物構造 - 3 - 三角形
  • 9.角形建物構造 - 4 - 菱形
  • 10.角形建物構造 - 5角以上の多角形
  • 11.RCフレーム構造
  • 12.格子鋼構造
高さ - 強さ関係 (カスタム風の定義の場合)フィールド内をクリックして、「高さ対圧力データ」テーブルを開きます。指定された高さ(現在の単位)で風圧のデータペアを入力します。

「整数」セル - 力/面積で表された風強さ(圧力)。タイプごとに最大100の異なる強さを入力ファイルで定義できます。

「高さ」セル - 対応する強さが生じる全体垂直方向の対応する高さ。実際のY(Z upの場合はZ)座標で測定されます。

「暴露」タブ

説明

設定説明
暴露 露出係数を入力するために使用します。値1.0は、風荷重の方向にジョイントが曝されている場合に、そのジョイントに関係する全影響面積に風力が作用することを意味しています。制限:99までに制限されます。
注記: なお、ジョイントには暴露が割り当てられていないため、暴露は1.0と見なされます。