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静的風荷重ケースを追加するには

風定義荷重に荷重ケースを追加するには、次の手順に従います。

風荷重定義は、荷重グループとともに使用することはできません。荷重ケースにのみ、地震定義カテゴリのオプションがあります。

  1. 「モデル」リボンタブの「荷重」 グループの「荷重ケース」ツールを選択します。


    「荷重ケースを追加」 ダイアログボックスが開きます。
  2. 荷重ケースの一意の「名前」を入力します。 これは、荷重ケースを指定する際に役立ちます。
  3. (オプション) 荷重ケースの「説明」を入力します。
  4. 「カテゴリ」ドロップダウンリストから「風定義静的」を選択します。
    ヒント: 「風一般」カテゴリを使用すると、荷重の組み合わせで使用する一般荷重を風として指定できます。
  5. 「パラメータセット」ドロップダウンリストから風荷重定義を選択します。
  6. (オプション) 荷重ケース全体に作用させる「係数」を入力します。
  7. ドロップダウンリストから「全体座標系X」、「全体座標系Z」、「全体座標系-X」、「全体座標系-Z」のいずれかのオプションを選択して、荷重が作用する全体座標系の「方向」を指定します。
  8. カスタムの風定義の場合
    1. (オプション) この荷重が内圧の場合は、「内部」オプションのチェックボックスをオンにします。
    2. (オプション) 構造がオープン構造の場合は、「オープン構造」オプションのチェックボックスをオンにします。
  9. SP 20.13330の風定義の場合
    1. 斜角(X軸とZ軸に対して45度)で作用する風荷重の場合は、「斜形」オプションのチェックボックスをオンにします。
    2. 「風圧係数(NU)」、νを入力します。
  10. 構造に風荷重を作用させる「方法」を選択します。
    方法 操作
    自動 プログラムによって、選択した「方向」に対して垂直な構造物の投影全体に風荷重が作用されるため、追加の操作は必要ありません。
    範囲を指定 全体座標での「最大X/Y/Z」および「最小X/Y/Z」を入力して、風荷重が作用する範囲を制限します。
    グループ 「グループ」ドロップダウンリストをクリックして、定義済みのグループ名を選択します。
  11. OK」をクリックします。 荷重ケースが作成され、現在の荷重ケースとして選択されます。
静的風荷重ケースでは、荷重はグラフィカルに表示されません。
この手順を繰り返してさらに荷重ケースを追加し、風定義を別の方向に適用したり、別の風荷重定義を適用することができます。

静的風荷重ケースの詳細は、「スプレッドシート」リボンタブの「参照」グループの「静的風荷重ケース」ツールを選択して表示および編集することができます。