SP 20.13330の風定義の荷重に動的荷重ケースを追加するには、次の手順に従います。
動的風荷重ケースでは、最初に参照用の静的風荷重ケースを使用する必要があります。
風荷重定義は、荷重グループとともに使用することはできません。荷重ケースにのみ、地震定義カテゴリのオプションがあります。
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「モデル」リボンタブの「荷重」 グループの「荷重ケース」ツールを選択します。
「荷重ケースを追加」 ダイアログボックスが開きます。
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荷重ケースの一意の「名前」を入力します。
これは、荷重ケースを指定する際に役立ちます。
- (オプション)
荷重ケースの「説明」を入力します。
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「カテゴリ」ドロップダウンリストから「風定義動的」を選択します。
ヒント: 「風一般」カテゴリを使用すると、荷重の組み合わせで使用する一般荷重を風として指定できます。
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「パラメータセット」ドロップダウンリストから風荷重定義を選択します。
- (オプション)
荷重ケース全体に作用させる「係数」を入力します。
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ドロップダウンリストから「全体座標系X」または「全体座標系Z」オプションを選択して、荷重が作用する全体座標系の「方向」を指定します。
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SP 20.13330固有のオプションを指定します。
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斜角(X軸とZ軸に対して45度)で作用する風荷重の場合は、「斜形」オプションのチェックボックスをオンにします。
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(風向きに対して)「垂直の長さ」および「平行長さ」の両方に「建物寸法」を入力します。
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モーダル分析から抽出されたすべてのモード形状の動的風荷重ベクトルを計算するには、「すべてのモード形状を許可」オプションのチェックボックスをオンにします。
コードで指定された振動数制限内のモード形状のみが含まれます。それ以外の場合は、最初のモード形状のみが計算されます。
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直交荷重
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「地表面」のY座標を入力します。
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同じく現在の「風定義」を使用する「静的な風ケース」の名前を選択します。
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「OK」をクリックします。
荷重ケースが作成され、現在の荷重ケースとして選択されます。
動的風荷重ケースでは、荷重はグラフィカルに表示されません。
この手順を繰り返してさらに荷重ケースを追加し、風定義を別の方向に適用したり、別の風荷重定義を適用することができます。
動的風荷重ケースの詳細は、「スプレッドシート」リボンタブの「参照」グループの「動的風荷重ケース」ツールを選択して表示および編集することができます。