TR.19.8 一般
次の断面特性が、この断面タイプに使用される必要があります。この機能により、組立鋼断面や規格外の鋼断面を設定することが可能です。設計、またはコードチェックに対して、YとZのパラメータの両方を入力してください。
property-spec = AX D TD B TB IZ IY IX SZ SY AY AZ PZ PY HSS DEE
- AX
- 断面積
- D
- ローカルY軸に平行な最大寸法(Y方向の断面全体の高さ)。
- TD
- Y軸に平行な断面要素(通常はウェブ)に関係する厚さウェブの高さと厚みの比をチェックするために使用されます。
- B
- ローカルZ軸に平行な最大寸法(Z方向の断面全体の幅)。
- TB
- Y軸に平行な断面要素(通常はフランジ)に関係する厚さフランジの幅と厚みの比をチェックするために使用されます。
- IZ
- ローカルz軸についての断面2次モーメント
- IY
- ローカルy軸についての断面二次モーメント
- IX
- ねじり定数
- SZ
- ローカルZ軸に関する(Zが垂直軸の場合はローカルy軸に関する)断面係数
- SY
- ローカルy軸に関する(Zが垂直軸の場合はローカルz軸に関する)断面係数
- AY
- ローカルy軸方向(Zが垂直軸の場合はローカルz軸に関する)のせん断面積
- AZ
- ローカルz軸方向(Zが垂直軸の場合はローカルy軸に関する)のせん断面積
- PZ
- ローカルy軸に関する(Zが垂直軸の場合はローカルz軸に関する)塑性係数
- PY
- ローカルy軸に関する(Zが垂直軸の場合はローカルz軸に関する)塑性係数
- HSS
- 横ねじり座屈計算用のねじり定数
- DEE
- フランジ間のウェブのせい。圧延断面に対しては、フィレット間の距離を与える必要があります。
注記: (AISC LRFD、British、French、GermanおよびScandinavian)コードに基づいた塑性、限界状態に基づくコードチェック/部材選定用にPZ、PY、HSS、およびDEEの特性が与えられる必要があります。許容応力設計(AISC-ASD、AASHTO、Indian)に基づいたコードに対しては、これらの特性に対してゼロの値を与えることができます。
全体の寸法とプロパティを指定する代わりに、点を指定して一般断面を定義することもできます。詳細については、「TR.19 ユーザー鋼材テーブルの設定」を参照してください。この方法を使用すると、断面のproperty-specの値がグラフィカルインターフェイスで自動的に計算されます。