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TR.32.6 メンバー、プレート、およびソリッドに対する温度荷重の設定

このコマンドは、メンバー、プレート、およびソリッドの温度荷重、およびひずみ荷重を設定するのに使用されます。

一般的な書式

TEMPERATURE LOAD
memb/elem-list { TEMP f1 f2 f4STRAIN f3 | STRAINRATE f5 }

指定項目:

Parameter説明
f1 メンバーの軸伸張、またはプレート、ソリッドの一様体積膨張を生じる温度変化。温度の単位は、CONSTANTコマンドの下で温度膨張係数ALPHA用に選ばれている単位系と同じです(メンバー/プレート/ソリッド)。
f2 メンバー、またはプレートの頂部と底部の温度差(Ttop surface-Tbottom surface)。f2が省略されると、曲げが無視されます(ローカルY軸)(メンバー/プレート)。角形に対しては、断面のせいを入力する必要があります。
f3 長さ単位系で与えられる、メンバー不整合による初期軸伸張(+)/収縮(-)(メンバーのみ)。
f4 メンバーの側面間の温度差(ローカルZ軸)(メンバー)。角形に対しては、断面、またはフランジの幅を入力する必要があります。
f5 メンバーのみの単位長さあたりの初期軸伸張(+)/収縮(-)。

UNIT MMS
TEMP LOAD
1 TO 9 15 17 TEMP 70.0
18 TO 23 TEMP 90.0 66.0
8 TO 13 STRAIN 3.0
15 27 STRAINRATE 0.4E-4

注記

  1. 温度、またはALPHAの単位を設定することは不必要であり、不可能です。ユーザーは、ALPHA用に与えられた値が、温度荷重用に与えられた値と整合していることを確認する必要があります(「TR.26 材料定数の設定と割り当て」を参照)。

    ALPHAが材料名(STEELCONCRETEALUMINUM)で与えられる場合、ここでの温度は、華氏温度(ALPHA設定時に英国長さ単位が有効であった場合)、またはセ氏温度(ALPHA設定時にメートル長さ単位が有効であった場合)である必要があります。