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M.選択からグループを作成するには

選択したモデルオブジェクトを使用して新規グループを作成するには、次の手順に従います。

グループ名は、ビーム、プレート、ソリッドのようなエンティティの集まりを、1つの名称を使って容易に識別する手段です。これらのエンティティをグループ化することによって、そのグループにメンバー特性や材料定数のような属性を割り当てる必要がありますが、それらを個々のメンバーに割り当てるのに比べると簡単なプロセスです。

この機能を説明するため、ファイル EX. US-1 Plane Frame with Steel Design を使用します。

トラスを形成するメンバーが、3つのグループ(上弦材、下弦材、およびウェブメンバー)のいずれかに存在するものと考えてみます。

  1. 上弦材メンバーを選択します。 モデルを開いた状態で、「ビームカーソル」ツールを使用して、上弦材を形成するメンバー(つまり、メンバー8~13)を選択します。
    ヒント: <Ctrl>キーを押しながら、ビューウィンドウでメンバーをクリックします。
  2. 次のどちらかを行います。

    「ユーティリティ」リボンタブで、「路線ツール」グループの「グループ」ツールを選択します。

    または

    <Ctrl+G>キーを押します。

    グループを定義していない場合は、「グループ名を定義」ダイアログが開きます。それ以外の場合は、「グループを作成」ダイアログが開きます(手順4に進みます)。

  3. グループの詳細を指定します。
    1. 「グループ名」フィールドに名前を入力します。
      注記: グループ名は、アンダースコア"_"で始まる必要があります。
      この例では、_TOPCHORDなどのグループ名を使用できます。
    2. 「タイプを選択」ドロップダウンリストからオブジェクトタイプを選択します。

      グループは、ノード、ビーム、プレート、ソリッド、およびジオメトリと呼ばれる一般的なカテゴリで構成できます。ジオメトリは、混合タイプの関連オブジェクトに使用できます。

      上弦材の例で「ビーム」を選択します。
    3. 「OK」をクリックします。

    「グループを作成」ダイアログボックスが開きます。この時点で、グループ名は作成しましたが、まだオブジェクトは含まれていません。

  4. 「選択済みジオメトリに関連付け」を選択し、「関連付け」をクリックします。 選択したメンバーがグループに追加されます。
  5. その他のモデルオブジェクトを選択します。
    ヒント: 「グループを作成」ダイアログは、選択ツールを変更したり、ビューウィンドウでオブジェクトを選択したりしている間は、開いたままにすることができます。
    サンプルファイルの場合、下弦材を形成するメンバー(メンバー20、21、22、および23)です。
  6. これらのメンバーを新規グループに関連付けます。
    1. 「グループを作成」ダイアログで「作成」をクリックします。
    2. 手順4および5に従って、「グループ名」およびオブジェクトタイプを「タイプを選択」として割り当てます。 サンプルファイルUS-1 Plane Frame with Steel Design.stdの場合は、下弦材メンバーには名前_BOTCHORDを使用します。
  7. 必要に応じて、手順5および6を繰り返して、追加のグループを作成します。 サンプルファイルUS-1 Plane Frame with Steel Design.stdでは、トラスウェブメンバー(メンバー14、15、16、17、18、および19)を選択し、_TRUSSWEBという名前のグループに追加できます。
  8. 「グループを作成」ダイアログで「閉じる」をクリックします。

「選択」リボンタブで「属性」グループの「グループ」ツールを選択して、「グループ選択」ダイアログを開きます。このダイアログは名前付きグループの選択に使用することができます。

注記: 「ラベルを表示」のオプションが未チェックである場合は、これら特定のメンバーに対するビーム番号のようなラベルは、たとえ構造全体に対するビームの番号付けアイコンが有効になっていても表示されません。