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M.風荷重を適用するには

定義された風荷重を構造物に適用するには、次の手順を使用します。

  1. 次のどちらかを行います。

    「荷重」リボンタブで、「荷重仕様」グループの「荷重項目」ツールを選択します。

    ヒント: これにより、プログラムステータスバーで現在選択されている荷重グループに荷重項目が追加されます。

    または

    「荷重&定義」ダイアログの「荷重ケース詳細」リストで主荷重ケースを選択し、「追加」をクリックします。

    「新規の追加: 荷重項目」ダイアログが開きます。
  2. 「風荷重」 > 「風荷重」タブの順に選択します。
    注記: 風荷重定義がモデルにまだ追加されていない場合、このタブは無効になります。詳細については、「 M.風荷重定義を追加するには」を参照してください。
  3. 「タイプを選択」ドロップダウンリストで、この荷重ケースの風荷重定義を選択します。
  4. 荷重の「露出面と方向」を選択し、荷重「係数」の値を入力します。
  5. (オプション) 風荷重定義がSNiPコード用の場合は、追加のSNiPパラメータを指定します。
    1. ドロップダウンリストから構成を選択します。
    2. 風圧係数を入力します。
  6. 荷重を適用する値の範囲を指定します。全体座標系軸に沿ってどのように風荷重が作用するかを入力します。

    壁の配置によっては、範囲が重なり合う複数のエントリに風荷重の作用を分割する必要がある場合があります。オープンエンドの風パネルの一部は、自動的には認識されない場合があります。詳細については、「オープンエンドパネルの識別の制御」を参照してください。

    ヒント: コマンド入力を使用して、メンバーリストまたはグループ定義を指定することもできます。
  7. (オプション) トラス、ラチス、またはその他のオープン構造タイプの場合、「オープン構造」オプションをオンにします。 これにより、荷重は、メンバーまたはサーフェスの囲まれた領域ではなく、メンバーおよびジョイントの投影領域にのみ適用されます。
  8. 「追加」をクリックします。
指定した範囲内にある構造のジョイント荷重がプログラムによって自動的に計算されます。「荷重&定義」ダイアログで風荷重項目を選択すると、荷重メンバーがハイライトされます。クローズ構造では、計算されたサーフェスの暴露と載荷面も表示されます。
各風荷重ケースの風パネルを確認して、目的の領域に荷重が適用されていることを確かめてください。載荷面を一意に識別できるように、パネルは色分けされます。