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P. 鋼構造設計比率を表示するには

構造にメンバー設計比率の値と色分けされた設計結果を表示するには、次の手順に従います。

メンバーの設計比率は、バッチモードで実行される鋼構造設計でのみ使用することができます。

設計比率は、設計に使用される荷重エンベロープに対するものであり、ポスト処理ワークフローの現在の荷重ケースの影響を受けません。

注記: AISC 360-16の場合、複数のパラメータブロック(複数の鋼構造設計)をユーザーインターフェイスで確認することができます。
  1. (オプション) 「結果」リボンタブの「設計パラメータ」ドロップダウンリストからパラメータブロックまたは最大設計を選択します。

    入力ファイルに複数のパラメータブロック(鋼構造設計パラメータセット)が含まれているか、1つのパラメータブロック内に複数の設計コマンド(鋼構造設計コードチェックまたはメンバー選択)が含まれている場合は、ポスト処理ワークフローで結果を確認することができます。パラメータセットには番号が付けられ、同じパラメータブロック内の複数の設計コマンドは小数点以下として示されます。

    注記: このリリースでは、この機能はAISC 360-16にのみ対応しています。
  2. 次のどちらかを行います。

    「結果」リボンタブの「結果を表示」グループで、「レイアウト」 > 「設計比率」ツールの順に選択します。

    または

    「結果」リボンタブで「結果を表示」グループの「設計比率」ツールを選択します。

    鋼構造設計に含まれる各メンバーの横に設計比率ラベルが表示されます。
    注記: メンバーは色分けされており、設計に合格したものは緑、利用率50%未満で不合格のものは青、利用率50%以上で不合格のものは赤で表示されます。

    「設計結果」テーブルには、「すべて」のメンバーのタブと「不合格」のメンバーのタブがあります。

  3. (オプション) 色分けされた制限を変更します。
    1. 「結果」リボンタブで「構成」グループの「構造」ツールを選択します。 「ダイアグラム」ダイアログが開きます。
    2. 「設計結果」タブを選択します。
    3. 色分けテーブルで、緑と青の行の「変換後」セルの値を変更します。 たとえば、緑(合格)の設計比率を1.003に、青(ほぼ合格)の設計比率を1.05に変更して、メンバーがほぼ適切な場合について"把握"することができます。
    4. 「適用」をクリックします。 変更内容に応じて図の色分けが更新されます。
    5. 「OK」をクリックします。