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D9.A.4.2 せん断に関する設計

設計用のせん断値QDが、はりに対して評価されます。許容せん断応力の計算には、更新されるはりの有効せいが使用されます。コンクリートの許容せん断応力fsは、設計荷重のタイプ(長期または短期)と与えられたコンクリート密度によって自動的に計算されます。プログラムは、必要な鉄筋サイズawとあばら筋のピッチを計算します。あばら筋比pwが設計鉄筋サイズとあばら筋のピッチに対して計算され、すべてのチェックが実行されます。

地震荷重に対しては、せん断力を実際の値の1.5倍以上に設定する必要があり、これは設計せん断補正係数k(SMAGパラメータ)を使用して、設計モーメントを変更することなく実行されます。

注記:

  1. あばら筋は、常に2本の脚があると仮定されます。

  2. 軽量コンクリートか普通コンクリートかを決める密度は、2.3 kg/平方cmです。