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M.「数式計算」ウィンドウ

リードのウィンドウでユーザーが設定した数式で評価を行うために使用します。

「数式計算」ウィンドウ

数式の構文

数式のリードでは、次の規則に従う必要があります。

  • 関数の名前は、ラテンアルファベットの小文字で入力します。
  • 数値の小数部と整数部の区切り記号は点です。
  • 算術演算は、文字+、-、*、/、^(指数)によって設定します(たとえば、2.5*2.5*2.52.5 ^ 3と入力します)。

サポートされる関数

数式のレコードでは、次の関数を使用できます。
  • floor - 事前に設定した値を超えない最大の整数
  • tan - 正接
  • sin - 正弦
  • cos - 余弦
  • asin - 逆正弦
  • acos - 逆余弦
  • atan - 逆正接
  • exp - 指数曲線
  • ceil - 事前に設定した値を超える最小の整数
  • tanh - 双曲正接
  • sinh - 双曲正弦
  • cosh - 双曲余弦
  • log - ネイピア対数
  • log10 - ブリッグスの対数
  • abs - 絶対値
  • sqrt - 平方根

度/ラジアンのラジオボタンの選択状態に応じて、引数として角度を取る関数(sin、cos、tan)と結果として角度を返す関数(asin、acos、atan)は度またはラジアンで約分されます。

括弧のみの使用は、入れ子の任意の深さまで許容されます。

数式

1.2 + sin ( 0.43 ) + 6.7 6.8 0.003 5
は次のように入力します。

1.2+sin (0.43) +6.7*sqrt (6.8) -0.003 ^ 0.2

「変数」をクリックすると、xyzの各フィールドがアクティブになります。したがって、変数の値はリードの適切なウィンドウで設定します。これにより、1種類の評価をさまざまなパラメータ値で実行できます。たとえば、この場合、次の数式

1.2 + sin ( x ) + 6.7 6.8 y 5
は次のように入力します。

1.2+sin (x) +6.7*sqrt (6.8) -y ^ 0.2

入力後、「計算」をクリックすると、変数が数式に解決されます。

「コピー」をクリックすると、結果がWindowsクリップボードにコピーされます。

さらに、(変数x、y、zに応じて)いくつかの記号表現を入力できます。 f x , f y 、または f z をクリックすると、対応する偏微分係数の記号表現が得られます。