質量モデル生成ツールを使用して重力荷重から等価質量荷重を作成する場合は、次のルールがプログラムによって適用されます。

1. 選択した荷重から鉛直荷重成分のみが考慮されます。

   通常、これは全体座標系のY方向に平行な荷重です。Zが垂直軸の場合、これは全体座標系のZ方向に平行な荷重です。

2. すべての荷重ケースに含まれる荷重項目のタイプと方向に関係なく、ユーザーが選択した荷重のみが考慮されます。
3. 全体座標系方向または投影方向の荷重項目のみが考慮されます。ローカル方向の荷重項目（通常はX、Y、Zとラベル付けされたもので、ローカル座標系方向の等分布ビーム要素荷重など）は無視されます。
   注記: 自重荷重は、既定では全体座標系のX、Y、Z方向に適用されます。つまり鉛直自重荷重が考慮されます。
4. 荷重のモーメント生成は、等価重力荷重の生成では無視されます。
5. 繰り返し荷重と参照荷重は一連の内部荷重に展開され、これらに対してルールが再帰的に適用されます。
6. また、一部の荷重タイプは質量モデルに適用されないため無視されます。荷重項目のカテゴリとタイプ別の詳細については、次の表を参照してください。