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TR.20.3 テーパー付きメンバーの設定

次のコマンドはテーパー付きI形断面の特性の設定に使用されます。

一般的な書式

argument-list = f1 f2 f3 f4 f5 (f6 f7)

指定項目:

Parameter説明
f1 始端ノードでの断面高さ。f3よりも大きくなければなりません。
f2 ウェブ厚。
f3 終端ノードでの断面高さ。
f4 上フランジの幅。
f5 上フランジの厚さ。
f6 下フランジの幅。そのままの場合は、デフォルトf4
f7 下フランジの厚さ。そのままの場合は、デフォルトf5

MEMBER PROPERTY
1 TO 5 TAPERED 15.98 0.285 11.98 6.745 .455 6.745 .455

テーパー付きI形断面のメンバーの設計に関するその他の例については、C:\Users\Public\Public Documents\STAAD.Pro CONNECT Edition\Samples\US\Doubly_Symm-I_tapered.stdを参照してください。

注記

  1. すべての寸法(f1f2、… f7)は、現単位系である必要があります。
  2. f1(始端ノードでの断面高さ)は、常にf3(終端ノードでの断面高さ)よりも大きい必要があります。これに従ってメンバーを生成する必要があります。
  3. せん断変形は、テーパー付きI形はりおよびテーパー付きポールでは考慮されません。つまり、SET SHEARコマンドは、これらの断面を持つメンバーについての変形の計算には影響しません。