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M.IBC 2006応答スペクトルを追加するには

IBC 2006/ASCE 7-05コードに基づく地震荷重の応答スペクトルを指定するには、次の手順を使用します。

  1. 次のどちらかを行います。

    「荷重」リボンタブで、「荷重仕様」グループの「荷重項目」ツールを選択します。

    ヒント: これにより、プログラムステータスバーで現在選択されている荷重グループに荷重項目が追加されます。

    または

    「荷重&定義」ダイアログの「荷重ケース詳細」リストで主荷重ケースを選択し、「追加」をクリックします。

    「新規の追加: 荷重項目」ダイアログが開きます。
  2. 「応答スペクトル」タブを選択します。
  3. 「コード」リストで「IBC - 2006/ASCE 7 -05」を選択します。
  4. IBC 2006/ASCE 7-05固有のパラメータを指定します。
    1. マップされた加速度値を次のいずれかの方法で指定します。

      「Zip」コード(郵便番号)を入力します(位置と値が設定されます)。

      または

      郵便番号の値を削除し、「緯度」「経度」を入力します(値が設定されます)。

      または

      緯度の値を削除し、「Ss」「S1」の値を直接入力します。

    2. 構造物の「周期長さ(TL)」の値を入力します。
    3. 位置の土壌条件の「Fa」「Fv」の値を入力します。
    4. 位置の「サイトクラス(SCL)」を選択します。
    これらのパラメータを指定すると、応答スペクトルの描画が生成されます。
  5. 各モードからの応答を組み合わせて全応答にするために使用する「重ね合わせ方法」を選択します。
    注記: 「ASCE」方法の場合、「FF1」「FF2」の2つのオプションパラメータがあり、それぞれオンにして指定できます。
  6. (オプション) 「保存」オプションをオンにして、重力の比率とradians/sec2でのジョイント加速度を含むファイルを作成します。

    ファイル名はSTAAD入力ファイルと同じ場所に保存されます。ルートファイル名はSTAAD入力ファイルと同じですが、ファイル拡張子は.accになります。

  7. 「補間タイプ」「線形」「対数」かを選択します。

    スペクトル-周期曲線は、通常、Log-Logスケールのみにおいて線形であるため、数個のスペクトルデータ点しか入力しない場合は、対数オプションを使用することをお勧めします。

  8. 使用する「減衰タイプ」を選択します。明示的「減衰」を選択した場合は、すべてのモードで使用する減衰比を入力します。
  9. スペクトルを適用する方向を選択し、それぞれに係数(0~1.0)を入力します。
  10. (オプション) 必要に応じて、次のオプションの各手順を適用できます。
    1. 必要に応じて、「符号付き応答スペクトル結果オプション」のいずれかを選択します。

      「支配的」をオンにし、すべてのモードの符号を決定するために使用する「モード番号」を入力します。モード番号に0を入力して、支配的モードの励振方向への最大のパーセントの有効質量比を持つモードが選択されるようにすることもできます。

      または

      正値の二乗和と負値の二乗和を比較することによって、すべての結果に対して符合付きの値を作成するには、「符号付き」をオンにします。

    2. 個々のモード応答荷重ケースを生成するには、「最初の荷重ケースを生成」オプションをオンにし、生成する荷重ケースの数を入力します。最初の生成荷重ケースに使用する荷重ケース番号を入力することもできます。 要求した荷重ケースの数が、抽出されたモードの数よりも多い場合は、抽出されたモードの数のみが使用されます。
    3. スペクトルデータに適用する「スケール」係数を入力します。
    4. モードに現れない質量の静的な効果を含めるには、「喪失質量」オプションをオンにします。この喪失質量モードのオプションのスペクトル加速度を入力します。
    5. 「喪失質量」オプションを使用する場合に、振動数に対応する加速度を指定するには、「ZPA」オプションをオンにして振動数を入力します。 喪失質量の加速度値とZPA振動数のどちらも指定されていない場合、33Hzのスペクトル加速度を使用して、喪失質量モードが計算されます。
  11. 「追加」をクリックします。
    現在選択されている荷重ケースに新規応答スペクトルが追加されます。