プッシュオーバー解析の特定の性能レベルの性能点を決定するには、次の手順に従います。

1. 「結果」リボンタブで「動的」グループの「レイアウト」ツールのドロップダウンを選択します。
2. 「プッシュオーバー」グループで「グラフ」ツールを選択します。
   「耐力カーブ」グラフとテーブルが開きます。
3. 「耐力カーブ」グラフを右クリックし、ポップアップメニューから「目標変位を決定」を選択します。 「修正係数C0を定義」ダイアログが開きます。
4. 修正係数C0を指定します。
   1. 次のどちらかを行います。

      目的	次の操作を実行
      テーブルの値を使用	「テーブルから選択」オプションを選択し、テーブルからC0係数の値を選択します。
      補間された値を使用	「定義」オプションを選択し、オプションを使用して特定の建物パラメータを選択または入力します。

      使用する「修正係数C0」の値がダイアログに表示されます。
   2. 「次へ」をクリックします。
   「修正係数C1を計算するためのCmを定義」ダイアログが開きます。
5. 修正係数C1を指定します。
   1. ドロップダウンリストから減衰比（パーセント）を選択します。
   2. テーブル内の値をクリックして、使用する有効質量係数Cmを選択します。 使用する「Cm」の値がダイアログに表示されます。
   3. 「次へ」をクリックします。
   「修正係数C2を定義」ダイアログが開きます。
6. 修正係数C2を指定します。
   1. ドロップダウンリストから「構造性能レベル」を選択します。
   2. ドロップダウンリストから「フレームタイプ」を選択します。 使用する「修正係数C2」の値がダイアログに表示されます。
   3. 「完了」をクリックします。
   計算された目標変位と目標変位の値におけるベースせん断が「耐力カーブ」グラフに表示されます。
7. (オプション) 「耐力カーブ」グラフを右クリックし、ポップアップメニューから「理想化耐力カーブを表示」を選択します。 理想化耐力カーブは、曲線パラメータとともにグラフ上に青色で表示されます。これには、理想化耐力カーブの線形部分の傾きが変曲点でのベースせん断とたわみとともに含まれます。
8. (オプション) 手順3～6を繰り返し、必要に応じて別の「構造性能レベル」を選択します。