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M.プレストレスまたはポストテンション荷重をメンバーに追加するには

プレストレスまたはポストテンションによる荷重をメンバーに追加するには、次の手順を使用します。

  1. 次のどちらかを行います。

    「荷重」リボンタブで、「荷重仕様」グループの「荷重項目」ツールを選択します。

    ヒント: これにより、プログラムステータスバーで現在選択されている荷重グループに荷重項目が追加されます。

    または

    「荷重&定義」ダイアログの「荷重ケース詳細」リストで主荷重ケースを選択し、「追加」をクリックします。

    「新規の追加: 荷重項目」ダイアログが開きます。
  2. 荷重の「タイプ」を選択します。

    「プレストレス」- プレストレス力は応力作用時に考慮され、力は隣のメンバーまたはサポートに伝達されます

    または

    「ポストストレス」- ポストストレス力は応力作用後に考慮され、力はメンバー自体に適用されます(隣のメンバーまたはサポートには伝達されません)

  3. プレストレスの「力」を入力します(現在の単位)。
  4. メンバーの「始点」「中央」、および「終点」でのテンドン形状を制御するために使用する「偏心距離」を入力します。 偏心はローカルy軸を基準とします(つまり、正はローカルy軸について"上"方向)。ケーブル形状は放物線であると仮定されます(つまり、"ドレープ型"のテンドン形状)。テンドン形状の計算方法の詳細については、「G.15.5 Prestress and Poststress Member Load」を参照してください。
  5. 「追加」をクリックします。 選択した荷重ケースに荷重項目が追加されます。