TR.13.2 ソリッド要素生成の設定
次のコマンドは、4ノードから8ノードの要素(ソリッド要素)の設定に使用します。
これらの要素の詳細については、「G.5.2 Solid Elements」を参照してください。
一般的な書式
ソリッド要素の生成は、PLATE/SHELL要素と区別するためにSOLIDの表現が使用されて特定されます。
ELEMENT INCIDENCES SOLID
i1 i2 i3 i4 i5 i6 i7 i8 i9 ( TO i10 i11 i12 )
REPEAT n ei ji
REPEAT ALL n ei ji
説明
ELEMENT INCIDENCES SOLIDは、ELEMENT INCIDENCES SHELLの後であるだけでなく、MEMBER INCIDENCESの設定の直後に与えられる必要があります。
Parameter | 説明 |
---|---|
i1 | 要素番号 |
i2 … i9 | ソリッド要素のジョイント番号 |
i10 | 生成される要素の最後の要素番号 |
i11 | 要素番号の増分 |
i12 | ジョイント番号の増分 |
n | REPEATまたはREPEAT ALLが実行される回数 |
ei | 要素番号の増分 |
ji | ジョイント番号の増分 |
ソリッド要素の任意面の4つのノードを、要素の外から見て反時計回りの方向に設定し、その後、その面と反対の面で、同じ方向にその面の4つのノードを設定してください。反対側の面は、右手の法則で定義されるように初めの面の後ろにある必要があります。すなわち、反対側(後ろ)の面は、初め(手前)の面を指し、初めの面は見る人の方を指します。
前回のREPEAT ALLまで遡らずに、繰り返されるソリッドの組を新たに開始するためには、REPEAT ALL 0を使用してください。