PLAXIS 2D CONNECT Edition V22 Update 2の新機能
ケーブルボルト要素
主に張力/圧縮で動作するグラウトケーブルや摩擦/グラウトボルトなどの岩盤補強をシミュレートするため、ケーブルボルト要素と材料タイプが追加されました。材料定義には、岩盤工学の実践に沿った接合剛性パラメータおよび接合強度パラメータの入力が含まれます。その他の機能には、応力依存性の抑制や要素のプレストレス処理などがあります。
Hoek-Brownモデルの改良
材料パラメータの入力にテンションカットオフパラメータおよび引張強度パラメータが追加されました。Hoek-Brown材料の安全率解析により、引張強度も正しく低減され、より現実的な安全率が提供されるようになりました。
ポリラインとポリゴンの単純化
エクスポートされたCADファイルには、関連性の低い中間点や線が多数含まれることがあります。PLAXIS 2Dにインポートすると、これらの高密度ジオメトリはメッシュが細かくなりすぎ、処理速度が遅くなります。たとえば、LeapfrogやCADアプリケーションから地質断面図をインポートする間に、ユーザーは「点密度を下げる」オプションを選択して、インポートされたファイルに存在するポリゴンまたはポリラインの点の数を減らすことができます。インポート処理中に点の数を減らすことで、インポートされたジオメトリを数値解析用に最適化できます。