リリースノート
CONNECTライセンス
本バージョンの製品では、CONNECTライセンスが使用されます。これは、SELECTアクティベーションキーではサポートされていません。CONNECTライセンスには、組織のユーザー管理とセキュリティを強化する新しい機能があり、アプリケーションへのアクセスにはCONNECTION Clientを経由したユーザーのサインインが必須となっています。CONNECTION Clientにすでにサインインしている場合は、この前提条件を満たしていることになります。まだサインインしていない場合は、管理者リソースセンターを参照するか、または登録とサインインのプロセスについて管理者に問い合わせてください。
OpenCities Mapプロジェクトのアップグレード
MicroStation作業環境のフォーマットが変更されました。Bentley Geospatial Administratorではこの変更が考慮されるため、基本的なOpenCities Mapプロジェクトで作業する場合には、プロジェクト作業環境に対する変更は不要です。
Bentley Map V8iプロジェクトをOpenCities Map CONNECT Editionで使用できるようにするには
- スキーマファイルをBentley Geospatial Administrator CONNECT Editionで開きます。
- プロジェクトを定義された作業環境にエクスポートします。
- プロジェクト開始アイコンがある場合は作成し直します。
OpenCities Mapアプリケーションのアップグレード
OpenCities Map APIは変更されていないため、マップAPIを使用している地理空間アプリケーションの変更は最小限で済みます。ただし、アプリケーションはOpenCities Map CONNECT Edition用に再コンパイルする必要があります。
また、MicroStationではV8iとCONNECT Editionの間で多くの変更が行われています。アプリケーションをCONNECTプラットフォームに移行するために役立つリソースを以下に示します。
Bentley Geospatial Administratorは新しいワークセットおよび作業環境の構成変更を考慮しているため、カスタム作業環境設定を使用していないアプリケーションは、通常はそのままで動作します。
また、「MicroStation CONNECT Edition: Upgrade for CAD Managers」コースも参照してください。
機能
次の機能が使用できます。
- 2次元/3次元DGN/XFMフィーチャインスタンスの表示
- 自動幾何プロパティ
- XFMフィーチャの配置、編集、分析
- フィーチャをリセット
- 動的フィーチャ評価
- コマンドマネージャ
- SHP、MID/MIF、TABの直接参照アタッチ
- 2次元/3次元GISデータフォーマットのインポートとエクスポート
- Oracle Spatialデータベースのインポート
- Microsoft SQL Server Spatialデータベースのインポート
- Oracle Spatial ‐ 次を除くフルサポート: トポロジ、動的なドメイン一覧、3次元テクスチャ
- Microsoft SQL Server Spatial ‐ フルサポート
- WFS接続のサポート
- ESRI File Geodatabase(FileGDB)のサポート
- 空間データストリーミング
- Bentley Geospatial Administratorツール
- フィーチャ結合
- マップマネージャ ‐ マップ管理、表示コントロール、動的記号化(地図作成用の線種と橋を除く)
- テンプレートからの主題図の自動作成
- 動的フィーチャラベル
- データブラウザ
- 検索とクエリ
- カスタムデータムおよび楕円体定義の作成
- ProjectWise Integration
OpenCities Mapの更新は、四半期ごとにリリースされる見込みです。残りの機能は今後のリリースで追加される予定です。