MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「レポート」ダイアログボックス

レポートとレポート定義を作成および管理するために使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「分析」 > 「レポート」
  • リボン:「モデリング」 > 「分析」 > 「レポート」
設定説明
新規カテゴリ
レポート定義の新しいカテゴリを作成します。
新規レポート定義
新しいレポート定義を作成します。
結果をプレビュー
レポートの結果をプレビューできるウィンドウが開きます。
テーブルとして配置
レポートをテーブルとして配置するために使用できる「テーブルを配置」ツールを起動します。
結果をエクスポート
レポートの結果を保存するファイル名とタイプを指定できる「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きます。レポートの結果をエクスポートするために次のフォーマットがサポートされています。
  • Excelワークブック(*.xlsx)
  • Excel 97~2003ワークブック(*.xls)
  • Excelバイナリワークブック(*.xlsb)
  • Excelマクロ対応ワークブック(*.xlsm)
  • コンマ区切り(*.csv)
クリップボードにコピー
選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義をクリップボードにコピーします。
切り取り
選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を切り取ります。
貼り付け
切り取りまたはコピーしたカテゴリ、レポート定義、列定義を挿入点の下に貼り付けます。
上に移動
選択した列またはソートルールを1つ上の位置に移動します。これにより、列が表示される順序またはソートルールがレポートの結果に適用される順序を制御します。
注記: ドラッグアンドドロップ機能を使用して、選択した列またはソートルールを移動することもできます。
下に移動
選択した列またはソートルールを1つ下の位置に移動します。これにより、列が表示される順序またはソートルールがレポートの結果に適用される順序を制御します。
注記: ドラッグアンドドロップ機能を使用して、選択した列またはソートルールを移動することもできます。
アクティブファイルに保存
DGNライブラリで作成されたレポート定義のコピー(MS_DGNLIBLIST構成変数によって指定されたもの)をアクティブなファイルに保存します。
ライブラリから更新
DGNライブラリのレポート定義と一致するように、レポートの定義のローカルコピーを更新します。
削除
選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を削除します。
プロパティ 「プロパティ」セクションには、選択したレポート定義のプロパティが表示されます。選択したプロパティに応じて、レポートの定義の概要が「プロパティ」セクションの最下部に表示されます。
「プロパティ」>「検索場所」 次のプロパティの一覧を示します。
  • 場所タイプ - プロパティを検索するための場所のタイプを選択します。オプションは「モデル」「ファイル」、および「パス」です。
  • 場所 - プロパティを検索するための場所を選択します。この設定のオプションは、「場所タイプ」ドロップダウンリストでの選択によって異なります。
    • 「場所タイプ」が「モデル」または「ファイル」に設定されている場合、この設定では「アクティブなファイル」または「特定のファイル」を選択することができます。「特定のファイル」を選択すると「開く」ダイアログボックスが開き、目的のファイルを選択することができます。
    • 「場所タイプ」が「パス」に設定されている場合、ドロップダウンリストに表示されている構成変数を選択するか、任意の構成変数式を入力します。
  • モデル - プロパティを検索する目的のモデルを選択します。
  • 参照ファイルを含める - モデル内の参照ファイルを検索する場合、「はい」を選択します。
  • セル内容を含める - 「はい」に設定した場合、セルに含まれる要素上のアイテムを検索します。たとえば、連続線分アイテムのレポートを生成する際に、内部に連続線分を持つセルが含まれるモデルがあるとします。このオプションを「はい」に設定してレポートを生成すると、セル内の連続線分が検索されます。「いいえ」に設定すると、セル内の連続線分は検索に含まれません。既定は「いいえ」です。
「プロパティ」>「オブジェクト」 目的のアイテムタイプを選択し、フィルタリング基準を設定することができます。
  • 表示 - 次のオプションがあります。
    • アクティブなファイル - DGNで使用されているアイテムタイプのみが「次のアイテムタイプを含める」ドロップダウンリストに表示されます。
    • 使用可能なすべて - DGNで使用可能なすべてのアイテムタイプが「次のアイテムタイプを含める」ドロップダウンリストに表示されます。
  • 選択済み - 目的のアイテムタイプを選択することができます。ドロップダウンリストを選択すると、アイテムタイプおよび関連するアイテムを選択できるウィンドウが開きます。


    「次のオブジェクトを含む」リストからアイテムタイプを選択すると、それらのアイテムタイプのみがレポート結果に含まれます。「および次の関連オブジェクト」リストから関連アイテムを選択すると、「必要な関連アイテムを反転」ボタンが表示されます。このボタンをオンにすると、アイテムに指定した関連アイテムが含まれる場合のみ、このアイテムがレポートの結果に含まれます。このボタンがオフの場合、関連するアイテムが存在するかどうかとは関係なく、すべてのアイテムが含まれます。

    「次の関連アイテムを追加」リストでは、間接的な関係を選択することもできます。たとえば、DGNファイルに存在するモデル内に文字要素があるとします。この場合、このDGNファイルを、要素に間接的に関連するアイテムとして選択できます。それには、ドロップダウンリストで、「要素がモデル内に存在します」>「モデルがデザインファイル内に存在します」>「ファイル」の順に選択します。

  • フィルタ条件 - アイテムのフィルタリング条件を選択することができます。右側の「参照」ボタンをクリックすると「条件エディタ」ダイアログボックスが開き、フィルタリング基準を設定することができます。
「プロパティ」>「選択タイプ」
  • すべて - 「場所タイプ」で指定されたファイルまたはモデル内のすべての要素のレポートを生成します。
  • 枠による - アクティブな枠内でのみ選択された要素のレポートを生成します。
  • 現在の選択 - アクティブな選択内の要素のレポートを生成します。
「プロパティ」>「列定義」 列を選択すると、列定義の設定値が表示されます。
  • プロパティ - 列に入力するプロパティを選択することができます。ドロップダウンリストを展開し、「プロパティを選択」をクリックし、プロパティを検索して追加します。
  • リストセパレータ - (列を作成するときに配列プロパティを持つアイテムタイプを選択して「リスト」オプションを選択する場合のみ使用可能)配列プロパティ間にセパレータを入力することができます。
「プロパティ」>「ソートオプション」 ソートルールから列を選択するときに、ソートオプションを表示します。複数の列をソートすることができます。この場合、ソートルールを定義する順序により、これらが適用される順序が制御されます。
  • オーダー - ソート順を昇順または降順として選択することができます。
  • 値のソート - 「値を表示」に設定すると、レポート列に表示される文字列値に基づいてソートが行われます。「内部値」に設定すると、列の基になる値に基づいてソートが行われます。
  • 大文字と小文字を区別 - Trueの場合、ソートで大文字と小文字が区別されます。
  • 繰り返される値を非表示 - レポート内で繰り返される値を非表示にします。これが役に立つのは、1つの列に基づいてレポート内の行をグループ化するときに、その列の値が繰り返されないようにしてレポートを簡潔にしたい場合です。
配列プロパティを持つアイテムタイプがあり、そのアイテムタイプをレポート定義に追加する場合、そのプロパティに基づいて列を作成するときに、次のオプションを使用することができます。
  • 個数 - 列には配列内のエントリの数が含まれます。
  • 最初 - 列には配列内の最初のエントリが含まれます。
  • 最後 - 列には配列内の最後のエントリが含まれます。
  • すべて - 配列内の各エントリに対応する個別の行が列に含まれるように、レポート内の各行が分割されます。
  • リスト - 配列内のすべてのエントリの一覧が列の1行に含まれます。
「ユーティリティ」>「インポート」 「レポート定義をインポート」ダイアログボックスが開きます。ここでDGNまたはDGNLibファイルを選択して、そのファイルにレポート定義をインポートすることができます。
「ユーティリティ」>「タグレポートをアップグレード」 「タグレポートをアップグレード」ダイアログボックスが開き、タグレポートテンプレートをレポート定義にアップグレードすることができます。
レポート定義のポップアップメニュー レポート定義を右クリックすると、次のメニュー項目があるポップアップメニューが開きます。
  • 結果をプレビュー - レポートの結果をプレビューできるウィンドウが開きます。
  • テーブルとして配置 - レポートをテーブルとして配置するために使用できる「テーブルを配置」ツールを起動します。
  • 結果をエクスポート - レポートの結果を保存するファイル名とタイプを指定できる「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きます。
  • アクティブファイルに保存 - DGNライブラリで作成されたレポート定義のコピー(MS_DGNLIBLIST構成変数によって指定されたもの)をアクティブなファイルに保存します。
  • ライブラリから更新 - DGNライブラリのレポート定義と一致するように、レポートの定義のローカルコピーを更新します。
  • 切り取り - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を切り取ります。
  • コピー - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義をクリップボードにコピーします。
  • 貼り付け - 切り取りまたはコピーしたカテゴリ、レポート定義、列定義を挿入点の下に貼り付けます。
  • 名前を変更 - レポート定義の名前を変更することができます。
  • 削除 - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を削除します。
  • ライブラリを開く - レポート定義が含まれるDGNLibファイルを開きます。
列のポップアップメニュー レポート定義の「列」オプションを右クリックすると、次のメニュー項目があるポップアップメニューが開きます。
  • 列を追加 - 1つまたは複数の列を追加できる「追加する列を選択」ダイアログボックスが開きます。
  • 列を追加 - 列を追加します。
  • 切り取り - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を切り取ります。
  • コピー - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義をクリップボードにコピーします。
  • 貼り付け - 切り取りまたはコピーしたカテゴリ、レポート定義、列定義を挿入点の下に貼り付けます。
列名のポップアップメニュー レポート定義の列名を右クリックすると、次のメニュー項目があるポップアップメニューが開きます。
  • この列でソート - 選択した列でレポートをソートします。
  • 書式設定を追加 - 列の表示に使用する書式設定を追加することができます。たとえば、セルの数値が1.2345である場合、レポートでは小数点以下の桁数を2桁にして1.23として表示されるように書式設定することができます。また、メートル単位の距離プロパティをフィート/インチで表示するように変更することもできます。使用可能なオプションは、データのタイプによって異なります。書式設定オプションは、「プロパティ」セクションに表示されます。「プロパティ」セクションのフィールドは、選択した列定義に基づいて既定で自動入力されます。
  • 書式設定を削除 - 選択した列の書式設定を削除します。
  • 書式設定をコピー - 選択した列の書式設定をコピーします。
  • 書式設定を貼り付け - 選択した列にコピーした書式設定を貼り付けます。
  • 配列エントリをソート - (列を作成するときに配列プロパティを持つアイテムタイプを選択して「すべて」または「リスト」オプションを選択した場合のみ使用可能)列内の配列にソートオプションを追加します。
  • 配列エントリをソートしない - (列を作成するときに配列プロパティを持つアイテムタイプを選択して「すべて」または「リスト」オプションを選択した場合のみ使用可能)列内の配列からソートオプションを削除します。
  • 切り取り - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義を切り取ります。
  • コピー - 選択したカテゴリ、レポート定義、または列定義をクリップボードにコピーします。
  • 貼り付け - 切り取りまたはコピーしたカテゴリ、レポート定義、列定義を挿入点の下に貼り付けます。
  • 名前を変更 - 選択した列の名前を変更できます。
  • 削除 - 選択した列を削除します。
ソートルールのポップアップメニュー レポート定義の「ソートルール」オプションを右クリックすると、次のメニュー項目があるポップアップメニューが開きます。
  • ソート基準 - レポートをソートする基準となる列を選択します。
キー入力: DIALOG REPORTS < OPEN | CLOSE | TOGGLE >
キー入力: REPORTS EXPORT [ CATEGORY NAME\DEFINITION NAME ]
キー入力: REPORTS TOGRID [ CATEGORY NAME\DEFINITION NAME ]
キー入力: REPORTS DELETE [ CATEGORY NAME\DEFINITION NAME ]