MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「線種」ダイアログボックス

線種を参照およびアクティブ化し、線種の調整項目を設定するために使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「ホーム」 > 「属性」 > 「線種」 > 「設定値」


キー入力: LINESTYLE SETTINGS
設定説明
名前 開いている線種ライブラリの線種名を一覧表示します。MicroStation PowerDraftは、MS_SYMBRSRC構成変数で指定された線種ライブラリを検索し、自動的に開きます。MS_SYMBRSRCが定義されていない場合、または指定のファイルが見つからない場合、MicroStation PowerDraftMS_RSRCPATHの設定で指定されているディレクトリの"lstyle.rsc"を検索して自動的に開きます。

線種名をダブルクリックすると、その線種が要素の配置時の「アクティブな線種」になります。

LC= [ 線種 ]
注記: LC=キー入力コマンドの「線種」には、部分的な線種名を指定できます。他と重複しない線種を部分的な線種名では指定できない場合、「線種を選択」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、部分的に指定された名前が含まれている線種名の一覧から線種を選択できます。
注記: LC=キー入力では、「線種」にはカスタム線種名(または部分名)の代わりに、標準線種番号(0~7)を使用することができます。
ファイル 選択された使用中のリソースファイル名を表示します。
基準点 オンの場合、アクティブな線種の幅で表示される各ダッシュストロークの開始幅を主単位で設定します(すなわち、線種定義で指定されたストロークの開始幅を修正します)。

チェックボックスがオフの場合は、「基準点」を調整することはできません(フィールドが淡色表示されます)。

LINESTYLE SET STARTWIDTH [ OFF | ON | <value> ]
終点 オンの場合、アクティブな線種の幅で表示される各ダッシュストロークの終了幅を主単位で設定します(すなわち、線種定義で指定されたストロークの終了幅を修正します)。

チェックボックスがオフの場合は、「終点」を調整することはできません(値が淡色表示されます)。

LINESTYLE SET ENDWIDTH [ OFF | ON | <value> ]
実幅 オンの場合、線種に尺度は適用されなくなります。このオプションは、DWGフォーマットとの互換性を確保するために提供されています。
LINESTYLE SET TRUEWIDTH [ OFF | ON ]
尺度 オンの場合には、「アクティブな線種」の表示可能なすべての特性(ダッシュの長さと幅、点記号のサイズ)に適用する尺度を設定します。

チェックボックスがオフの場合は、「尺度」を調整することはできません(値が淡色表示されます)。

LINESTYLE SET SCALE [ OFF | ON | <value> ]
注記: 3次元では、線分のずれおよび点記号の向きに使用される平面を定義するサーフェス法線ベクトルは、要素が配置されるビューのZ軸に基づいて自動的に設定されます。
シフト 「アクティブ線種」の各ストロークパターンをシフトするために使用する方法を設定します。「距離」または「割合」を選択すると、距離または割合を設定するフィールドが表示されます。
  • なし - ストロークパターンをシフトしません。
  • 距離 - 要素または要素セグメントの始点に相対してストロークパターンをシフトする主単位での距離(つまり、線種定義で指定されたすべての距離を変更します)。たとえば、距離がアクティブな線種のストロークパターン構成要素の半分の長さに等しい場合、そのストロークパターンの後ろ半分のみがストロークパターンの反復開始前の要素の始点に表示されます。
  • 分数 - 要素または要素セグメントの開始と終了で表示されるストロークパターンの最初のストロークの小数での割合(つまり、線種の定義で指定した割合などすべてを変更します)。
  • 中央 - 与えられた線にフィットする線種のパターン全体の数を調べて、DWG線種を複製するために使用します。線分上にパターンを中央揃えにして、先行および後続のダッシュ(またはギャップ)を伸ばしてフィットさせます。
LINESTYLE SET SHIFT [ CENTERED | DISTANCE | FRACTION | OFF ]
クリックでアクティブ(線種の注記) 「名前」リストボックスで選択した線種にアクティブな変更項目(「基準点」/「終点」、「尺度」、「シフト」)を適用して表示します。このボタンをクリックすると、その線種が要素配置時の「アクティブな線種」になります。
注記: 線種の説明は、実際は「名前」リストボックスで選択された線種に直接リンクしている線種構成要素の説明です。