MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「画像保存」ダイアログボックス

ファイルにレンダリングまたはワイヤフレームビューの内容を保存するために使います。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「画像」 > 「画像保存」
  • ツールボックス:レンダリング
キー入力: DIALOG SAVEIMAGE


設定説明
ビュー 元のビューを設定します。
フォーマット 画像ファイルフォーマットを設定します。使用可能なフォーマットは、Cals Type 1 CCITT4 (CALS)、Img、Image RGB、CIT、COT、RGB、RLE、JPEG(既定)、PCX、Apple PICT(PICT)、Portable Network Graphics(PNG)、PostScript、Sun Raster(RAS)、Targa(TGA)、タグイメージファイル形式(TIFF)、Windows BMP、WordPerfect(WPG)、拡張TIFF(EPX)、およびAdobe Photoshop (PSD)です。
圧縮 画像ファイルのフォーマットに対して圧縮の度合いを設定します。たとえば、JPEGフォーマットの画像ファイルの圧縮オプションには「最小」から「最大」まであります。圧縮度を上げるほど画像の質は損われます。つまり、「最小」では最高の画質を得られますが、圧縮度は最も低くなります。それに対し「最大」では、画像の質が最も低くなる代わりに圧縮度は最大限になります。
注記: デザインファイルの色テーブルは、「色テーブル」ダイアログボックス.
モード 画像ファイルのカラーパレットの色数を設定します。使用できるオプションは、選択される「フォーマット」によって決まります。たとえば、「Intergraph RGB」は「24ビット色」しかサポートしていませんが、「PICT」は「24ビット色」、「256色」、および「グレースケール」をサポートしています。
シェーディング レンダリングモードを設定:
  • ビューから
  • ワイヤフレーム
  • 外形線
  • 塗り潰し外形線
  • スムーズ
ガンマ補正 ファイルでの画像の輝度を設定します。既定値は1で、有効な範囲は0.1~3.0です。「ガンマ補正」設定値を高くすると画像は明るくなり、低くすると画像が暗くなります。
線と文字を無視 オンの場合、レンダリングプロセスが領域要素(サーフェス、および図形、楕円、複合図形などすべての閉じられた要素)を含む要素だけに制限されます。逆に言えば、線分、弧、文字、および点などのすべての開いた要素はレンダリングされません(したがって、レンダリング画像には表示されません)。
アンチエイリアスの質 アンチエイリアス計算中に採取されるサンプル数を設定するためのオプションメニューです。
  • なし - アンチエイリアスをオフにします。
  • 低 - 画像はグリッドサイズ2で、オフセット適用で4回(2x2グリッド)レンダリングされます。アンチエイリアスのために、すべてのピクセルが4回サンプリングされます。
  • 中 - 画像はグリッドサイズ3で、オフセット適用で9回(3x3グリッド)レンダリングされます。アンチエイリアスのために、すべてのピクセルが9回サンプリングされます。
  • 高 - 画像はグリッドサイズ4で、オフセット適用で16回(4x4グリッド)レンダリングされます。アンチエイリアスのために、すべてのピクセルが16回サンプリングされます。
  • 最高 - 画像はグリッドサイズ5で、オフセット適用で25回(5x5グリッド)レンダリングされます。アンチエイリアスのために、すべてのピクセルが25回サンプリングされます。
カスタム (「アンチエイリアス」が「カスタム」に設定されている場合のみ)上記の事前定義値以外の値を入力することができます。
立体視 立体視効果を使用してビューをレンダリングします(ドロップダウンオプション)。赤または青の特殊なフィルタレンズで表示する場合に使用します。
距離(mm) 2 つのレンダリング画像間の測定オフセットを設定します。既定値は65ミリメートルです。
収束距離 2つのオフセット画像が収束する3次元空間内の点を設定します。この点の前で、オブジェクトが前方に現れ、この点の後でオブジェクトが後退します。
焦点距離にロック オン(既定)にすると、収束距離を焦点距離にロックします
ピクセル オンの場合、画像サイズはX軸とY軸に沿ってピクセルで定義されます。
ページサイズ オンの場合、画像サイズは幅(W)と高さ(H)の物理的な寸法で定義されます。寸法の単位は、「W」(幅)フィールドの右側にあるオプションメニューから、「インチ」、「mm」、「cm」のいずれかを選択できます。
アスペクト オンの場合、選択したビューのアスペクト比が保持されます。

つまり、「ピクセル」をオンにして「X」と「Y」のどちらかの解像度を設定すると、ビューのアスペクト比が保たれるように、もう一方の設定値が自動的に調節されます。同様に、「ページサイズ」をオンにして「W」と「H」のどちらかの寸法を設定すると、ビューのアスペクト比が保たれるように、もう一方の設定値が自動的に調節されます。

DPI 画像のDPI(Dot Per Inch)値を定義できます。
注記: DPI値を変更すると、画像の物理寸法に影響します。
タイル状に画像をレンダリング オンの場合、レンダリング対象画像を一連のユーザー定義のタイルに分解するタイル状レンダリング処理を有効にします。
注記: タイル状レンダリングは、True Color(24ビット)またはRGB Alphaで、表示スタイルをレンダリングする場合にのみサポートされます。
続行 複数のコンピュータプラットフォームでのレンダリング、または中止したタイル状レンダリングの続行を可能にします。たとえば、1台のコンピュータ上でレンダリングを開始し、別のコンピュータから同じファイルにアクセスして、タイル状レンダリングを続行することで、タイルがそれぞれ同じディレクトリ内に保存されるようにできます。
保存 「画像を名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスを使って画像ファイルを保存します。
注記: このコントロールは、「名前を付けて保存」ダイアログボックス.