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プロパティの発行

現在、多くのBentley CADアプリケーションは、図形および非図形のビジネスアイテムを含む2次元および3次元デザインファイルを生成する機能を有しています。

これらの非図形ビジネスアイテムをPDFドキュメントに発行したり、Google Earth KMLファイルにエクスポートしたりできます。PDFドキュメントに発行すると、ビジネスアイテムはAdobe Readerのモデルツリー内でオブジェクトとして表示されます。Google Earth KMLファイルにエクスポートすると、ビジネスアイテムはGoogle Earth内でPlacemarkとして表示されます。

既定では、ビジネスアイテムが発行済みPDFドキュメントに含まれたり、Google Earth KMLファイルにエクスポートされたりすることはありません。ビジネスアイテムをPDFドキュメントに含めるには、「印刷」ダイアログボックスの「設定値」 > 「PDFプロパティの発行」メニュー項目を使用します。ビジネスアイテムをGoogle Earth KMLファイルに含めるには、「Google Earthの設定」ダイアログボックス(「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「地理座標系」 > 「Google Earthの設定」)を使用します。これら2つのダイアログボックスでは、デザインファイルに含まれるビジネスアイテムをすべて含めるか、すべて含めないか、または一部を含めるかを選択できます。

デザインファイルのビジネスアイテムの一部を含めるには、「プロパティフィルタ」ダイアログボックスを使用してプロパティフィルタファイルを作成し、このファイルを 「印刷 - PDFプロパティ編集」ダイアログボックス または「Google Earthの設定」ダイアログボックスで指定する必要があります。