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コンポーネントセンターの概要

コンポーネントセンターは、クラウドベースのデジタルコンポーネントライブラリおよびカタログ管理サービスです。組織がコンポーネントライブラリを効率的に管理し、承認されたコンテンツをユーザーのデザインで使用できるになります。コンポーネントセンターにはデジタルコンポーネントに関連付けられている図形と豊富なデータが参照ファイルおよびURLとともに保存され、それらをコンポーネントのライフサイクルのすべてのフェーズで利用することができます。

組織のコンポーネント管理者は、デザインフェーズで正しいデジタルコンポーネントが使用されるように、エンタープライズライブラリからカスタムカタログを作成することができます。ユーザーは、それらのコンポーネントをデザインにセルとして配置することができます。デザインの変更が検出されると変更セットがiModel Hubに送信され、それらのコンポーネントをiModel Hubで管理することができます。

「コンポーネントセンターエクスプローラ」ダイアログボックスでデザインにコンポーネントを配置

次の図に、コンポーネントセンターの概要を示します。

コンポーネントセンターの利点

デザイナが承認されたコンテンツを使用し、コストやインストール情報などのアイテムをコンポーネントに追加してコンポーネントセンターから簡単に利用できるようにすることができるため、資産のタイムリーな配布が可能です。

下書きフェーズとコミッショニングフェーズが完了し、プロジェクトが運用に移った後も、所有者はデジタルコンポーネントをデザインの一部として引き続き活用することができます。保守および運用の担当者は、デザインデータとその組み込みコンポーネントの製造元が定義しているコンプライアンス、保守、および運用の手順の両方に簡単にアクセスすることができます。